第二部 とりあえず続けてみる

第13話 突如始まる反省会

 今更ですが、投稿作品を振り返って何が駄目だったのか反省会をしてみようかと思います。

 お暇ならば、お付き合いいただければ幸いです。



・『刃士伝』


 異世界ファンタジーだけど大多数に見向きもされなかった作品です。

 理由としては「華がない」――この一言に尽きます。

 異世界と言っても現実から転生する訳ではなく、主人公はその世界の普通の少年です。

 しかも修行中で未熟……物語の大半は主人公よりずっと強い師匠に付いて回ります。

 かわいい女の子は居るはずもなく、主人公は淡々とした世界で血生臭い戦いを通じて成長していきます……。

 今思うと、最初から最強の主人公にもれなくかわいい女の子が付いてくるのが流行なのに、それに反しまくっているなあと……でも、好きなんですよね。

 地道に成長していく主人公とか、過剰な装飾のない世界観とか……そっちの方の流行が来ないですかね。



・『「物」語り』


 物を起点としているのに、タイトルにその物を持ってきているところで既に苦しかったです……。

 意外性を狙ったオチにしようにも、その起点がバレてしまっている時点で……手品でタネのある部分を最初に示しているようなものですから。

 しかもそれに気付いたのが既に何話か進めた時で、途中で変更したり修正するのも気が引けたのでそのままとなってしまいました。

 ジャンルは「ミステリー」じゃなくて「ホラー」ですが、最後にあっと言わせたいという意味ではミステリーに近いかもしれませんね。

 やはり意外性のあるようにするならばタイトルは大事ですね。



・『来た、見た、書いた』


 もう少し考えて書ければと思いつつ、じゃあ考えたら書けるのかと言われると返答に困ってしまいます。

 書こうとしなければいつまで経っても書けない、じゃあ書く気も無いのに書いてなんとかなるのか――そんな自問自答を繰り返しています。

 本当に上手い人ならもっとさらさらと書けると思うのですが……コンテストに応募しようにも規定枚数書けるかで悩んでいては駄目ですよね。

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