第6話 石橋叩いて壊す
まず、前回の訂正と謝罪。
前回、カクヨムの「エッセイ・ノンフィクション」カテゴリー自体に問題があるかのように誤解される部分がありましたが、そういったつもりはありません。
ただ、偏った内容のエッセイばかりが評価されている現状に疑問を感じただけです。
真面目にエッセイを書かれている方には申し訳ありませんでした。
……という訳で、今回のテーマ。
今回はちょっと真面目に(今までが不真面目過ぎただけかもしれませんが)、推敲についてです。
※「~という訳で」とか書くと、何も繋がっていなくても、その場はそれらしく見えるので有効に活用しましょう。
結果として文全体での繋がりがおかしくなってしまっても、一切責任は取りません。
さて、これを読んでいる方は、文章を一度書いた後、どれぐらい推敲しますか?
私の場合、書き上げた文章は2,3度は目を通します。訂正部分があると、また読み直し。短編なのでできる手法ですね。
これは本当は一晩ぐらい置いてからの方が良いと思います。
夜中に勢いで書いた文章を一晩置くと、なんでこう書いたんだと自問自答したくなることが多々ありますからね。
そして、訂正すると今度は前後の繋がりがおかしくなって……以下ループ。
それに疲れて、もうこれぐらいで良いかと思って公開して、誤字脱字にずっと後になって気付くのです。
もちろん、一度書いたら以後一切直さないという方もおられるかと思います。
しかし、そうでない方は、推敲する場合書き上げた直後よりも少し時間を置いた方が良いと思います。
とはいえ、この推敲にも困った点があります。
何度も読み直して、何度も試行錯誤して繰り返していると、自分でも何が正しいのか分からなくなってくるのです。
プロの編集者や作家さんならそんなことは無いのかもしれませんが、残念ながら私の場合はそこまで賢くありません。
悩んで悩んで悩んで……結論は「分からない」。最近流行りのループ物の主人公には敬意を表します。私だったら5ループ目ぐらいで混乱してバッドエンドですから。
考えすぎて分からなくなったら、一度完全に考えることをやめて、落ち着くまで距離を取った方が良いのかもしれませんね。
コンテスト等の締め切りのある方は、そのあたりの余裕も十分に持って挑むことを…………と書いても、締め切りぎりぎりまで書いている人が多いんでしょうがね。
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