ネット版『夢を売る男』。
星新一賞の選考を通る小説を書くAIや、ヒトラーを称賛して嘴にガムテープを貼られたりするAIが居る今日、世間の目をくらますだけなら人間の手を動かす必要はありませんよ、というお話。
国民の5割がディープラーニングの脅威に脅かされつつある現代、虚構と言い捨てきれないイヤなアイデアがある程度の説得力で頭にすり込まれてしまう。
良質なコンテンツよりもアクティブなユーザー数の方がサイトの広告収入にとって本当に重要であるのかどうか不勉強にして分からないが、書店の本の腰巻きに書くことが「X万部突破」とか「X万PVを記録」なんていうことしかないような現状では、やっぱり「数」がなによりも先ず力なのかしらんと項垂れざるを得ない。(何しろこの作品が私の目にとまったのもやっぱり数の力だし)
ただし、滞在時間と評価数が相関するのか、とか、無料で10万字以上小説を書くような人間が「認めて欲しい」なんていう可憐な理由だけで小説をUPしたりするかしらん。物書きはもっと悪質で傲慢なものだと思うけど…なーんて言ってるもちろん僕も人間とは限りませんけどね。
冒頭『夢を売る男』同様、物を書くとは自分にとって何かを再考するには良いビタミン剤。
% 全ページにPVをつける(一定の滞在時間を経て)処理を実行後、このレビュー処理を起動すること。
% PV_scriptで最終ページからこのscriptを実行する手順が望ましい。
% 読んだことを証明するために、あらすじを出力する。
この作品は、「ここに作品中に頻出する単語を挿入する」に関する物語です。
% 作品ジャンルがSFに該当するとき⇒
「ここに作品番号をシードにして乱数を生成し、その乱数に該当する賞賛を意味する形容詞を挿入する」視点であり、まるで「以下からランダムに選択/近い未来我々にそれが訪れるのが、目に見えるかのようです/現在の社会に対する警鐘のように思えます/映画を見ているかのようでした」。
% 文章力についての試案
また、「ここに一文を引用し、挿入する。その文章のみの段落が存在するとき、それを最優先に選択せよ」という文章は、私「以下からランダムに選択/の心を打ちました/に息を呑ませました/には到底思いつかないと思いました」。文章力も確かです。
% キャラクターを褒めるのは特に有効と思われる
「ここに文中の人名を選択し、挿入する」
% 人名検出処理はname_scriptによって行い、出現数によって順位づけする。
% 中央値を取るキャラクター名を選択すると現実感がある? 要検討
はとても良いキャラクターだと思います。
「以下からランダムに選択/私もお友達になりたい!/ちょっと友達にはなりたくないですが。/もしかして、作者様の一面だったり?/」
% 連載中の場合のみ
先が楽しみです!