庚乃アラヤ(コウノアラヤ)

皆さん書かれておられますが非常にお上手で、まんまと(？)感情移入してしまいました。
ネタバレは避けますが、こうヤマで内臓にキュッと来ました(←？)

どこで？どこでひっくり返る？と読み進めて、最後の一文で一気にまくり返す。
お見事としか言いようがない。

お忙しいとは思いますが、続きを読みたいところです。
見透かされたような描写が、良い不気味さを醸していると思います。

まさしく400文字で酩酊を狙う度数高めの酒のような作品。（私下戸ですけど（笑））

ただ、少し、少しだけ文字数削減ゆえか誰の台詞か迷子になってしまうことが少しだけ

やたら長い容姿説明。無駄に増えるヒロイン。間延びした展開。
それらに対する皮肉と、それを唯の皮肉で終わらせないユーモアが詰まっている。
こういう人が新しい物を作り出せるのだろう。

プライズの謎、読み進めて知りたいと思います

☆３を入れざるをえない。
序章だけで分かる。この人は上手い。

プロローグの会話文だけでも、自然かつ要点を的確に描写されていると思います。

全自動で全自動称賛機好みな作品を作る機械になって見せる
なんて(笑)東野圭吾さんの作品で見たようなことを言ってみました

評価、目次・本文などの内容紹介など非常に丁寧に書かれています。
こうして、読んでもらうことが書き手の支えになるものと思います。

一話一話が、丁度良い長さで非常に読みやすい

★の量と内容の質が合致している稀な例の１つ
こういう物が読みたいのです

三要素(勝手に定めました(笑))、全てに優れているように感じます。

話が黒いのに、シュールさが散らばっているのが癖になる。

メタ的な部分も笑わせてもらいました

続きが非常に気になります。
頑張って下さい！

短い文章の中で世界を立ち上げ、かつ「なるほど」と納得させられてしまう。

こういう物語を考えられる人は、一体どういう構造の脳を持っているのだろう。
恐らく知ったところで真似などできないし、それこそがセンスなのだと思う。