与世山とわ

視点の変わる短編です。3話完結となっています。 油絵を描く二人の男女がいた。彼らは自分の持つ気持ちに気付きながらも現実を変える事はできなかった。そんな二人が出会い、お互い思惑を…

　好きだけど、好きだからこそ分かってしまう。 　この恋は、きっと叶わない。 ＊＊＊ 定時後の仕事場。 誰にも邪魔されない2人だけの時間を期待して、今日も私は残業をする。 　 …

修学旅行に向かう貸切電車の中。はしゃいでお菓子をやり取りするクラスメートをよそに、一人食べるのを拒み続ける彼女。その理由は？ 友人提供のお題「スイーツ、電車、異世界」から考えた…

暴力事件がきっかけで転校したばかりのやさぐれ高校生、 一条亜真理は理不尽なデスゲームに参加させられる 　「二年Ａ組に集う色眼族のみなさん。 　　あなた達には命がけの鬼ごっこに…

突如、目の前にあらわれた不穏な魔物を追うアルドは、 華々しい祝祭の舞台で起こった、とある未解決の悲劇を知る。 打開策を探してアルドは奔走するが… 想いと願いの花束が、今夜カク…

エルジオンの映画館で、ミステリー映画を観たアルドとリィカ。 劇中における探偵の活躍に感銘を受けたリィカは「ワタシ、探偵になりマス！」と宣言する。 早速ＥＧＰＤの無線を傍受し、現場…

ふと感じたこと、心情を書いています。 日記感覚なので、内容が被ることもあります。

久しぶりに帰った実家で、久しぶりに会った姉は、「身の回りのものが消える」という不思議な現象に巻き込まれていた。話の鍵は「秘密基地」に。

みんなにバレてはならない秘密ができてしまった。今日は大学時代のスキーサークルで仲良かった5人組で忘年会だ。バレるのがこわい。 久しぶり集まったみんなはどこかぎこちない。 もうこの…

三人兄弟の末っ子として育った仕事熱心な翔太は家族と良好な関係を築けずにいた。そんな中、父の病気をキッカケに家族との思い出を振り返り、病室の父に対し見舞いをする中で新たな感情がうま…

死なないマッチ売りの少女。 世界的名作のアンデルセン童話『マッチ売りの少女』のオマージュ。

清楚で控えめな、眼鏡をかけた黒髪ショートボブの女の子、「しおりちゃん」のちょっと不思議な趣味と感覚。

『孤独の霊峰』 　別次元の中空に浮かぶ、孤独な人々の魂の寄る辺。 孤独を望んだ人々だけが住まうはずの世界に、一組の姉弟がいた……！？ 　神となって異界に囚われた姉フェデリカを救う…

彼女と待ち合わせていた代々木駅西口で、人込みの中、淳の目に入ったのは父。父が待っていた人とは？

１話１話が独立している短編です。 短期間でブームが来て、去っていく……。それに熱狂する人、嫌悪する人、翻弄される人、距離を置く人、人々は流行にどう向き合うのだろうか？ (時系…

『にんじん食べないとにんじんにされる』 そんなふざけた法律ができてしまったから にんじん嫌いな人パニック そんな話です

曙光都市エルジオンに立ち寄ったアルド。 そこでアルドは、ラヴィアンローズのパティシエールになりたいという、パティシエール見習いの女性と出会う。 彼女は、明日エルジオンで開かれるお…

放課後、とある女子高生が一人寄り道をしていると、妙な時計屋を見つける。

ラトルの村にて、夜な夜な出るというゾンビの噂。 あまりの恐ろしさに寝不足になってしまった女性のため、ゾンビを退治することを決意するアルド。 しかし、実際にゾンビに出会ってみると、…

司政官暗殺事件。犯人を追う中で、COA捜査官セティーはKMS社の新型合成人間プロジェクト『ヴァシュタル』の存在にたどり着く。事件当日の現場の映像に残ったガリユに酷似した人物は何者…

闇にとらわれたままの『　　』を救う決意を抱くアルド。ある日のバルオキ―村にて、必死に迷い猫を探し続ける少女と再会する。 「あの子、結局　迷子になったまま帰ってこないんだ……」 …

　両親と離れて、叔父の暮らす村で生活を始めた少年。その村には気味の悪い火の見櫓があった。それは火の見櫓のはずがそこに鐘はなく、絶やすことのない火がくべられている。村の秘密とは…。…

一瞬の判断は ときに間違っている

　月って不思議だよね。どうして形を変えるのだろう？ 　太陽の光のせいだとはいうけど、本当に太陽のせいだけだろうか。 　あかりちゃんとらいと君の不思議で、ちょっと切ないお話。

―あなたの生きている世界は、本当に真実が映し出されていますか？―

俺は誰も知らないゲームの正解を求めあがき続けた。

自主企画：[第2期] 同題異話SR -Jan.- 『凍えるほどにあなたをください』 　　　　　主催者：香鳴裕人さま　に参加しています。

約400文字。※この作品は『小説家になろう』にも投稿しています。

塾に通うことになった小学生と、勉強の神様のお話。

男女4人によって、 365日の花言葉と共に 紡ぎ出される140字の物語。 何気ない日々の暮らしに、 少しでも彩りを与えられますように。 2月、3月は4人それぞれの目線から、 …

味見家は天下の味見役、であった。 久方ぶりに言い渡されたお役目、それは命を賭した味見。 薫香の汁にまつわる物語。

あなたの街の朝の支配者は誰？僕の街の朝の支配者のお話です。

砂金を食べる女性がいる。では、どんな人間なのか？ 果たして人間なのか？

なんか思いついたことを書くUTAの部屋です。 ☆とフォローくれたらまじで喜ぶ。

気の置けない友人が一人いれば十分だ。ただ、必ずしも自分の唯一の友人にとって、自分もまた唯一の友人であるとは限らない。

　よく外に出かけるダンジョンのお話。 　彼らの名はアルファド＝アドイード・アンドロミカ。 　美味しいものには優しく、不味いものには興味のない倫理観をどこかに置き忘れた二人で一つの…

半随筆・半小説の旅行記です。 旅の目的は物語の〈舞台探訪〉 小説、漫画、映画、テレビドラマ、アニメーション、ゲーム、歌などの虚構作品の舞台背景訪問の見聞録で、これを叩き台に作品分…

新型ウイルスによる感染症の流行で、社会生活の場の大半が電脳空間上に移った社会。 子どもたちの多くは家から殆ど出ない生活を送り、社会の形の上でもそれが当然のこととなっていた。 小学…

売れないストリートミュージシャンのヒロト。 今日もいつものように路上ライブをする為に、駅前にある格好のライブスポットに向かっていた。 そこで見かけた見慣れない先客の少女の、その…

不死鳥が鳥類を厳格に統制する空。 人間の頃の記憶を保有したまま鳥に転生した因は、恋人に会うため、島鳥でありながら、禁じられた《渡り》を実行に移した。

秋の公園、君を待つ私。私は様々な物語の世界になぞらえて君とのことを考える。

短いです。あっという間に終わりますが、ちょっとでも心に引っかかっていただければ。よろしくお願いします。 この物語は、『小説家になろう』さまにも掲載しています。

サンクチュアリ………………聖域。日本ではその意味から転じて、忘れ去られた場所や荒んでしまった鳥獣達の住処を保全する目的で設営された「保護区」という言葉で使われている。

息子の手を離れ、大空に舞い上がった風船。 大泣きした彼が夢想した、風船の国。 一緒に膨らませて、空へと放つ物語。 ※　拙作エッセイ「日々是笑日」に書いたエピソードを、「童話と…