むかし王子で、いまダンジョン

作者 173号機

72

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★★★ Excellent!!!

主人公はその昔、王子様だったのに今はダンジョンです。
生きている生物のような意志を持つダンジョンやダンジョンを運営するお話は数多あれども主人公自体がダンジョンという設定は見たことがありません。
それだけでは設定が独創的で特殊なところだけが目を引くと思われてしまうことでしょう。
ですが、それは誤りです。
この作品に出てくる登場人物が誰しも個性的かつユニークなのです。
彼らは時にちゃめちゃな行動を取りますが、それがしっかりとした筆致で描かれているのですんなりと独特の世界に引き込まれていくこと間違いなしです。

★★ Very Good!!

ダンジョンの日常譚という聞くだけて混乱と興味をそそられる様なコンセプトで存在感を醸し出している作品だなと感じました!
そもそも特殊能力が「ダンジョン」という発想力に驚きです……!
主人公のキャラクターも冒頭の暗い雰囲気から一変、歩くおもちゃ箱のように愉快な特性、仲間たち、生活方法で日々をこなしており、好感がもてました!
完結をお祈り申し上げます!

★★★ Excellent!!!

それぞれのキャラクターの個性が強いっ!!

このダンジョン、自分が冒険者だったら、行きたい想いと行きたくない想いが入り乱れそうです。

閑話が、それまでの話の補足になっていて、しかも魔力等の味まで記載されるおまけ付き!
実は、この閑話が楽しみになってしまいます。

是非ともご一読を!

★★★ Excellent!!!

まず、一言。面白いです!!

きっと主人公を含め周りの愉快な仲間たちに常識人はいないのでしょう。かろうじて触手美女に擬態する使い魔がそうなのかなと思いますが……店を壊すは食い逃げするは、ちょっと優しさを無下にされたから主人公に変わって若者を魂ごと溶かして殺そうとするなどなど。ダンジョンの生活は見ていて飽きません。

あと主人公のストーカーさんが予想以上にちゃんとしたストーカーで笑ってしまいました。宝探してww

個人的には序盤に出てくる駆け出し冒険者と生き人形の話、20話の娘による鯖折りの表現がツボです。わりと硬めな文章なのかと思いきや、クスッと笑えるような表現やニヤニヤしてしまう小ネタも多くていい感じです。

テンプレっぽい設定もありつつ、独創的な世界観もあってかなり良いのではと思います。

悪い点をあげるとするなら、もしかすると改行の関係で読みにくいと感じる方がいるかもしれません。それでも内容は面白いので是非ご一読してみてください。