服部匠

人や物を呑み込み消してしまう神出鬼没な「無」を追う者たち。 若者たちに後を託し、男は布石になろうとした――。

近未来、横浜市内の海沿い。 満潮時には浸水するこの街で、人魚のうおちゃんと暮らしている私は、遠い外国に行っている叔父さんの訃報を知る。

　薄闇のローカルブロマンス「巴市」シリーズ第四部。（第三部まではまとめてコチラ⇒　https://kakuyomu.jp/works/1177354054882867305 ） …

学園コロニー『天神』でわけあって事故物件に引越しした瓜生美佳。そこは本当に『曰く憑き』の『透明な隣人』の住む物件だった。 『視え』ても『祓え』ない中途半端な霊能力を持つ美佳は、二…

海辺に佇むペンション風のリゾートホテル「ホテルトコヨ」……あの世とこの世の狭間に存在する奇妙なホテルは、幽霊やあやかし、人間以外の者たちにも大人気！ ワケありでホテルトコヨに長期…

異世界フェアン国に転生した乃亜は、アーゼル山に住む雨竜に嫁ぐ。 人と竜の交流、彼女らを見守るひとびと。時に温かく、時に切ない時間が流れてゆく、異世界婚姻譚。 （綺想編纂館（朧）…

【推しメンコンテスト中間選考通過しました】 呪いまじない祈祷の類が暮らしに根付いた国でのこと。 あらゆる言語に通じ筆一本でどんな呪いもねじ伏せるツンデレ学者と人たらしの美青年が…

全寮制の名門お嬢様学校､聖マリアンナ学園の特待生、黄﨑(きざき)アリサは､ 学園を支配する生徒会《フルール・ド・リス》に目をつけられてしまう あわや粛清というピンチに、天鵞絨（び…

大学の先輩後輩だっただけの特に親しくない二人が、ただうまいメシのために始めた同居生活。 ・物事にあまり動じないたちの都会っ子〈先輩〉松橋雅鷹 ・万年貧乏だが料理上手、愛嬌たっぷり…

昼から夜に移り変わる逢魔が時。別名、大禍時に潜む妖達は文明が発展するにつれ、人工の光に追いやられ、忘れ去られていった。そして、宇宙時代、人の記憶や語り等というあやふやなモノに己の…

かつて聖神が治めていた世界は、隕石の落下による聖神の死によって、滅びへ向かっていた。 聖神の意志を継いで世界を導くと予言された少女は、二刀流の戦士ダンテと共に、世界を脅かす存在と…

貧乏子爵の次男坊、シグムント・アイゼンシュタインは百合（女性同士の恋愛）が大好きな本の虫！ 毎週の百合同人会を楽しみにして暮らしていたが、ある日突然美貌の女侯爵が彼に求婚しにやっ…

カメオはうちのペット、手乗りカメレオンだ。 手の平サイズの小さなカメレオンで、何故か仕事帰りのお父さんの背広の背中にくっついて我が家にやってきた。 カメレオンのくせに「キュイ、キ…

魔王を倒した勇者が建国したアルスバトル公国。その次期辺境伯の勇者の双子の妹、二人目の勇者の私ことミリアム・アルスバトルは『余り者の勇者』と呼ばれていた。 理由があって、あまり目立…

ソルシア王国第二王子ダリルは8歳の時、魔物に襲われていた所を少女アシュレイに助けられる。 共に語らい、楽しい時を過ごした2人であったが、やがて別れは訪れた。 それから10年後、ダ…

魔女の血を引く依音は、見た目が男っぽいことを気にしていた。母親の経営する可愛い魔女の店を手伝うことすら引け目を感じていたが、ある日彼女に転機が訪れる。

アトリとキリエはおさななじみ。 特殊な力をもつアトリと、そんなアトリにだけ冷たいキリエ。 二人の変わらない関係と、変わってしまう予感の話。

「おうち時間」をきっかけに変わっていく、ちょっと不思議な僕の生活。 KAC2021出遅れたけどもういいです！！ 楽しんでください！！

扉を開けるとそこでは親友（男）がスカートを履いていました―― 事情があるのかと混乱する月山に、親友・日比野は「魔法少女になった」と説明し出す。 手掛かりと縁を繋ぐ魔法の女子制服…

屈指の情報売買ベース・浄円寺データバンクの若き代表にして、異能力者を取り締まるキャプターをも務める少女シーゲンターラー謠子の傍には、常に黒服の男がある。 平田篤久――本名、浄円…

舞台は現代日本。人智を超えた特殊能力「ギフト」に目覚めた者・ギフテッドは、定められた法により施設・通称エリュシオン（楽園）に集められ、自由と引き換えに自由以外は一生何に困ることは…

今日のことも昔のことも書きます。 いつの間にかご飯日記になっちゃいました。 2022年4月23日 諸事情により本作を一旦完結とさせていただきたく思います。 長らくご愛顧いただ…

片思いが実る、もしくはおそらくもうこれ実るしかないだろうくらいまでいく話を書いたらその都度あげようと思います。さくっとお手軽ハッピーエンド！

疲れ果てて家に帰った新社会人の主人公。 帰り着くと、祖父が訪ねてきていて、カレーを作って待っていてくれた。 なんだか色々とイマドキなじいちゃんとの、優しいひとときの話。

クーデターにより、かつての暴政から開放された国、ジャゼル公国。政変から十数年。表向きには平穏を取り戻したかに見えたが、その裏では失脚して前国主率いる一派による政権奪還活動が行われ…

あの夏、僕は誘拐された。 そして、今でも心はとらわれている。

エレフセリアの第二王女アイビスは、自分で作った翼で空を舞う事を夢見る少女。 様々な確執や陰謀に負けない明るさを保つ彼女の前に、ある日、人魚の青年が現れる。 それは過去への回帰と、…

出来損ないの薬師のリタが売られた先は、死の武器商人エリオール。 のはずが、リタのイメージとは違って……可愛らしくて、甘味に情熱を注ぐ不思議な人だった。 twitter上企画…

見つけた図書館は、個人が作った図書館だという。 初めて本を読み、楽しみ、翌日に向かうが……

Uターンラッシュで進まない車。 その中で私は、ラジオで都市伝説を聞いた

私の仕事は異星人の世話だ。 もうすぐ彼らの祭りの時期がやってくる。 それに対して、やってきたばかりの新人が張り切っていて……。

私の夫は異星人だ 見た目は地球人に極めて近いけど、大きな違いが一つある

時は平安。京で陰陽師の修業をする少年・葵はある日、馬鹿陰陽師もどき・栗麿のやらかした馬鹿が切っ掛けで、喋る猫の虎目、使いの途中で出会った記憶の無い少女と共に騒ぎに巻き込まれてしま…

港町にある老舗洋食屋『レストランりんどう』 店主の林堂と、息子の義雅《ぎが》と、ふたりの手伝いをするぼくのお話。

※この小説は小説家になろう、エブリスタでも連載しています。 ※現在更新休止中です。 最強の悪人たちしか生き残れない呪われた街、百塔街。 この街生まれのアレシュは、天才的調香師…

　いつも笑顔で人のいい少女・緑瀞亜樹は、その実一人の友人以外どうでもいいと思っていた。どうでもいいからこそ優しくあれる。その程度でのらりくらりと日々を過ごしていた亜樹。ある日友人…

わたしの名前は、田浜なな。 田舎町に住む高校生。趣味はバードウォッチング！ ある日わたしは、網に絡まった鳥を助けた。 すると翌日、見知らぬ青年がわたしの家へやってきた。 えっ、…

突如として不穏な闇に覆われた地獄の世界と三途の川。 夜の闇に溶けるように、地獄の閻魔王庁で使役される死神達が次々に行方不明となる。 姿を消した死神達はどこへ行ったのか？ 死神を…

魔法軍特別部隊破壊活動防止班、外伝。 ハーモン班の下っ端捜査官、シオン・ウォルトンとまだまだ新人の冥界の死神、ポン太……もとい法稔。陽気なおちゃらけ少年兵と生真面目法術士の凸凹コ…

島には掟がある。 泉の水を飲んではならない。 島を出てはならない。 島民を除き島に立ち入ってはならない。 神の扉を潜ってはならない。 診察を受けなくてはならない。 七歳のフカ…

ホラー×共依存系ブロマンス短編。 とにかく何にでも好かれる男・代瀬トオル（バツ2）と、天才ネクラコミュ障男・由良佐一によるオカルト解決譚。 とあるホームセンター店長・代瀬トオル…

聖剣『フォルティス』と魔剣『オディウム』の存在をもって、勇者と魔王が繰り返し相争うシュレンダイン大陸。 長く続くその戦いの裏に込められた秘密が明らかになる時、世界は変転を見せる。…

とある田舎町で公務員陰陽師をしている青年、宮澤美郷（みやざわみさと）。彼の今回の仕事は、桜の枝を盗む花盗人の捕獲だった。 何とか捕まえようと、犯人だった下っ端天狗に飛び付いた美郷…

冴えない容姿を理由に廃棄された慰安（AM)型の少年アンドロイド、サク。闇市にて売られた彼を「パーツの集合体」として買い叩いたのはアサキという名のパーツコレクターだった！ 「ばら…

「あらあら、何か事件？」 三度の飯と再放送の刑事ドラマが大好きな探偵オバさんこと、丹野程子《たんのていこ》 事件発生直後に主婦の勘で犯人を見つけてスピード解決！ 第一話　ポイ…

人生諦め気味のアラサー営業マン・遠原昭博は、ある日不思議なお昼寝カフェに迷い混む。 迎えてくれたのは、眼鏡をかけた独特の雰囲気の青年――カフェの店長・夢見獏。 ゆるふわおっとりな…

手放した月への切符。それを手にした先輩は月面で死亡した。 死因は食中毒だった。 『私』は娘をあやしながらそれを知った。 Twitterでのワンライ企画（#文字書き版深夜の真剣文…

幼少の頃、死神の手違いで三途の川に連れてこられた少女・おろくは、右の目玉を妖力の宿る赤い目に取り替えられてしまう。 妖力を得て、見えてはいけない世界を見ることができるようにな…

服部匠さん（@tencus）に書いて頂いた、巴市と蒼衣さんのクロスオーバーパラレル、巴市視点です。暴走しましたええｲｪｲｪｲｪｲｪｰｳｫｳｫｳｫｳｫｰ♪　元作品（https://…

羽村正貴という変なアラサー男がいた。しかし彼の周りの人間の日常も、なかなか賑やかなものである。 「羽村さん、また明日（https://kakuyomu.jp/works/11…