有澤いつき

「死別ブロマンスを書いてほしい」参加作品です

第六回こむら川小説大賞参加作品です これが私の逆境だ ※就職活動中の方の閲覧を推奨しません ※メンタルが健やかな状態での閲覧を推奨します

高校二年生になった仁科春は、念願のカフェでのアルバイトを始めた。 喫茶店「メメント・モリ」。年季の入ったシックな店の佇まいは、まさしく理想の個人経営カフェ。その雰囲気に惚れて春も…

世間知らずなお嬢様のために、 あなたが持つとっておきの愛の話をお聞かせください。

自主企画「感想を完走したい・R」にご応募いただいた小説の感想を僭越ながら書かせていただきます。 企画元 https://kakuyomu.jp/user_events/1681…

俗世から離れて暮らすエルフ族、その隠れ里に一人の青年が迷い込む。 余所者を排除しようとするエルフたち。唯一彼を受け入れたのは若いエルフの女性だった。 ＊＊＊ KAC2022_…

キャッチコピー以上の情報はない。 ＊＊＊ KAC2022_4参加作品です。

常識を超越した能力――異能を操る者たちは、それぞれのナワバリを広げるために日々抗争に明け暮れている。 そんなナワバリバトルのど真ん中に、まったくもって攻撃能力をもたない少年・堤ヒ…

推しは推しても推されるな 推しに認知を求めるな ＊＊＊ KAC20222参加作品です。

高身長でイケメン、クールな一匹狼。 周囲からはそんな評価をされている人付き合いの苦手な男子高校生・霧生誠人。 彼の運命は高校二年生のホームルームで激変する。 文化祭の出し物で「…

九頭見サクノは呪われている。 ブレザーの制服の学校で唯一古風なセーラー服を身にまとい、背中には刀を二本も挿している。 現代社会であまりに浮いているその少女は、呪われているが故に魔…

神聖帝国アルミナは、科学技術の発展で成長を遂げた国である。 ただびとに魔術は扱えぬ。ゆえに人の力のみで強くなる。それを体現した大陸一の大帝国だ。 ゆえに、科学技術が発達した国だ…

王国にいるいろんな人を描いたオムニバス群像劇。 ～酒場のオヤジによる世界観説明（チュートリアル）～ エリンダス王国は大陸一の大きさを誇る最も進んだ国である。まさしく理想の国家…

五・七・五　たった十七文字で風流を表現しようとする男と風流を解しない男の話。 同題異話・十一月号に参加させていただきました。

毎日、私が何をどこまで読んだか書くだけ。 感想はちょこっとだけ。毎日0時更新予定。 勝手に読んで勝手にリンク貼って勝手に感想書いてるだけです。 この世はリンクフリーだと信じてや…

君が好きだと叫びたい。 スコッパーまがいのことをしたい。 書評でお馴染み？（自称）の有澤が、ニッチな趣味嗜好に基づいてカクヨム内にある個人的オススメ小説をひたすら紹介、語ってい…

荒廃した都市。崩れ行くビル群。 その街はかつて世界の中枢とも言えるほど栄えていたけれど、とある出来事をきっかけに化物たちの巣食う檻へと様変わりした。 そこに棲む化物は人間を喰ら…

森の奥深くに工房を構える魔術師(ウィザード)であり、「天才」と名高い薬師でもあるヴィンセント・ファルツブルク。 彼の助手を努めるのは薬師見習いのシャル。 天才魔術師が薬を作るた…

※はじめに　にかえて※ 有澤いつきは絶賛スランプ中です。 小説を読むことも書くことも興味が持てていません。 でも、こうやって言葉にするたびに、自分のことは語りたくてたまらない…

同じサークルで、帰り道が途中まで一緒。「僕」こと碓氷と明快な陽キャ・三柳の二人だけの時間は主にそれである。 地味で厭世的な碓氷は、華やかな見た目からイメージしにくい「文芸部」に所…

いや、書評終わったから好きなこととりあえず始めようと思っただけで。 好きなことを好きなだけ、雑多に語ります。 感覚としては交換ノート(世代がばれますね)。コメントを頂戴できると…

女装コスプレイヤー(半強制)の霧生誠人は、大人気同人作家・粟島るい専属の売り子だ。大きなイベントのたびに女装をして本を頒布している。 日本人男性にしてはやや高い背丈なのに、整いす…

果たして今のこの世界を、未来のトウキョウと呼んでいいのかもわからない。名前を借りた違う世界と認識してもらった方がいいのかもしれない。 隔絶「絶命」都市、その名をトウキョウ。 そ…

赤い月が出ると、彼は姉の影を求める。 平凡なフリーアルバイターであるはずの彼は姉を愛していた。異常なまでに。 姉を求め、姉と己の世界を愛し、姉のための芸術品を探し続け―― 彼は…

一代で財をなし、なりあがった久世家。 その財を継いだ若き才女――それこそが久世楓である。 久世家に招いた大手ジュエリー会社社長が会食中に突然の死を遂げる。 「家のことは家の人間…

どうせなら今日しか書けないものを。今日しか会えないきみに送ろう。 一年に一度だけ。きみに会えるのはその制約のもと。二十四時間、無慈悲な秒針が十二時を超えるまで。 その一年の間に…

リュミエール皇国、国立図書館。 そこに勤める訳ありアルバイトお嬢様セレスティーヌ・リシュリューは、とある修復士の助手をしている。 修復士サミュエル。愛称はサミュ。 物理的な損傷…

好きでやってるわけじゃない。男が好きなわけでもなければ、女装した自分に酔っているわけでもない。 しかし俺、霧生誠人は粟島るいの依頼で女装レイヤーとして売り子をやっている。 何故か…

貧乏な「私」は、図書館に通うことが一番の楽しみだった。 お金がなくても本を読める。手にすることができる。それがありがたいことで。 私にとって、図書館は最高の遊び場なの。 ＊＊…

シスター・アンゼリカは、日本の小さな教会にいるのが不思議なくらい美しく、浮いていた。 翡翠の瞳はまさしくこの世のものではないようで、僕は美しきシスター・アンゼリカに強い興味を覚え…

酒席で気になってた女の子に声を掛け、介抱し、家まで送るよと紳士的な対応をした。そのままタクシーで帰れたら俺は勇者だったと思う。 だがしかし、俺は勇者ではなくスライム程度の存在だ…

世の中には腐るほどの歌に溢れていて、 メロディーや音階がまったく被らないということはきっとなくて、 もうオリジナリティなんてものも見出だせないのに、 それでも新しい歌は生まれ続け…

高校生時代、偶然出くわした密室事件を解決に導いた男、それが住良木密だ。 姓はスメラギ、名はヒソカ。語呂が良すぎて偽名なんじゃと疑いたくなる名前。おまけにイケメンと来たもので、女性…

死刑執行の「受け止め役」。 「お前は死刑だ、そして刑を本日執行する」――そう、伝えるための無慈悲な役割。 その死を決めるのは彼ではなくお上だというのに、彼らは高みの見物をするだけ…

自主企画にて参加頂いたカクヨム作家さまの小説を書評させて頂いています。積み重ねが自分と、誰かのためになると信じて。 ※注意書追記あります※ 企画元 https://kakuy…

7/28（土）22:00～24:00くらいまで行われたカクヨム作家による対談（一次会）のテキストログを再編集したものになります。 主催者ぴ～とるいじ様によってカオスな二次会もあげ…

RTA――リアルタイムアタック。 ゲームクリアまでの最速タイムを目指し、人間が己の技量を競わせる熱き戦いである。 バグ技、裏技OK、しかしチートや改変コードはNG。レギュレーシ…

俺には双子の姉がいる。「普通」と言える男子高校生にふさわしい、「普通」の姉だ。 ……嘘をついた。ちょっとスキンシップの過剰な、年頃の男子にとっては子供扱いがすぎる姉だ。 お姉さ…

タイトルの圧が強い（） 7/28（土）22:00頃～行われる予定のカクヨム作家による対談、 そのログがこちらになります。 今回はその予告編ということで、企画を計画するにあたって…

真夏に庭作業をするべきではなかった。 旦那はパンジーが好きだった。しゃくれているような花びらの形が面白いからと。 変な理由だなと思った。 庭仕事なんてまったく興味がない人なのに…

君にキスをすれば、残るのは一過性の赤黒いシミだけ。 そんな不確かなものではなくて、僕は君のなかに存在する証を求めている。 崩落する世界。 最後ならばと、僕は君と星を見ることにし…

築三十年のオンボロ病棟、その屋上は苔むしたコンクリートが剥き出しで、誰も好んで近寄らない。 とある目的で白衣の男は屋上を徘徊する。ビル風の強い場所ではためく白衣にうんざりしなが…