壺中天

贄となる少女とその影のような娘、美しい言葉で綴られたせつない物語。

作者の書く女性は決して理想的なそれではなく、 なにかしら残念な欠点のようなものがあります。 かえってそれが虚構のリアリティとでもいうべき、 魅力をかもしだしているかのように思える…続きを読む

いまは絶版の推理小説があります。 「誰が駒鳥を殺したか？」（フィルポッツ） マザーグースの歌と重なる殺人事件らしい。 えっ、ミステリじゃないの、これでおしまい？ タイトル…続きを読む

背徳的な艶めかしさもあながら、余韻はふんわりと儚く美しい。

　カクヨム甲子園に応募ということは、現役の高校生ですか。学校の設定がよくできています。 　ラノベの主人公については同感です。 　あれはモテたいという願望があるけれど、モテる男には…続きを読む

ホメロスの叙事詩で、神々によって投げ掛けられた言葉に対して、“翼ある”という枕言葉が使われています。 “翼ある言葉”とは何かというと、学術的には全然正しくない勝手な解釈で、私はイメ…続きを読む

文中に出てくる『大鴉』の作者、エドガー・アラン・ポーは、短編小説の技法を確立した人物で、推理小説の創始者でもありますね。異常なまでの論理的思考と幻想的なまでの想像力に溢れていました…続きを読む

恋愛ではあるかもしれませんが、ラブコメと抱き合わせジャンルというのは、カクヨムどうか――。受け入れがたいです。

エロマンガにはくわしくないですが、なるほどという説得力があります。

面白い発想です。いろいろ拗らせているらしい穂乃果が可愛い、正常に戻れたら結構いい感じかも。

ミスキャストともいえるキャラがよく描かれています。その中で主人公の隠れた非凡さが窺えて面白いです。