学園ハーレムは叶わぬ男共の願いにすぎない

主人公の男澤雄郎夫は過去にあることを繰り返したせいで女子に嫌われ、女子との関わりがほとんど無かった。そこで高校では共学化されたばかりの元女子校、｜清海《せいかい》高校を受験し、特待生として合格、ハーレム生活に胸を躍らせていた。ところが、受けた学科が共学化と同時に新設された理数科で校舎も他の学科とは道向かいにある。そのためハーレムどころか、むしろ男子が多い環境になり雄郎夫は落胆する。それでも雄郎夫はハーレムを目指すために新しく「生活探求部」を創部することにした。まとまった部員を確保できたが、さらに女子部員を確保しようと足繁く道向かいの校舎に通った。その度に雄郎夫は過去のあることを繰り返してしまう。