相生薫

フィリップ・Ｋ・ディックの「高い城の男」のよう。 メッサーシュミットMe262の改良型、Me262Zが世界を、歴史を変える。 淡々として歴史書を読んでいるような感覚が気持ちいい。 …続きを読む

早朝だけ日の当たらない世界。 列車、轟号で行く近未来の不思議な世界の旅。 椎名誠先生の「アドバード」、「武装島田倉庫」を愛読していた人には堪らない小説です。 あの「知りだま」もしっ…続きを読む

機械昆虫が支配する世界はまるで「ナウシカ」のよう。 謎の少女を追っていくストーリーはナボコフの「ロリータ』のよう。 手に汗握る、小気味良いストーリー展開に、誰もが食いつくはず。 一…続きを読む

核戦争後、核の冬が到来し、「私」は兄と一緒にシェルターに逃げる。その先に待ち受けている運命とは？

究極のツンデレ、月姫神楽耶が繰り広げるラブラプソディ。神楽耶の運命や如何に！？

影が影を呼ぶ散文詩です。

ディックファンなら読まない手はない。

死神がAIロボットに授けた宿命とは！？

こんな手もあるんだ、と感心する一品。
⚫をタイトルにする感性にも感心しました。

「少年」の秘密が明かされる様で明かされない所が良い。

物語の先がつい気になってしまう小気味よい軽快なテンポがスクロールを早めてしまった。

詩人ジョン・キーツの墓碑銘には「水に記すべき者」とだけ書いてあるそうだ。
そんな事をつい思い出してしまう作品です。

散文詩とも言えるような、狂気的で猟奇的なショートショート。
自ら文字数制限した超短編の数々。
「ちょっと寄ってみた」的な感じで読める所が良い。

軽快なテンポと美しい海中描写で彩るSF小説。
読み続けるうちに自分も海中にいる気分にる。
SFが苦手な方でも読める一品！

私はSu37が大好きです。私もこういう小説を書きたい(読みたい)と思っていました。 スホーイが好きなために https://www.youtube.com/watch?v=-SQ5…続きを読む

以前、筒井康隆が「朝のガスパール」で同様のことをしていましたが、インターネットの無い時代だったので大変だっただろうな、と思いました。 それにしてもプロットのない状態で執筆は私には無…続きを読む

地球外の天体に植民するようになった人類。 そこでも、相も変わらず「イジメ」が蔓延っている。 ワタシは目が見えないけど、眼が見える。本物の眼で物が見えるわけではないからこそ真実が見…続きを読む

死を間近に感じる主人公の心理描写がとてもリアルです。

死を直面した人間ではないと理解できないような描写。

感動の波が緩みません。

日本が没落した近未来で極東から中東を股にかける裏社会のビジネスマンのダークな物語です。

鬱の気持ちって、普通の人には決して解りません。
鬱の人はそんなこと熟知してるのですが、この作品は、それを伝える言葉です。

少女が描きたかったのは、何だったのだろう？
しかし、彼女が本当にしたかったことは、そこに描かれたものを粉々にすることだったのかもしれない。

物の怪でもない。妖怪でもない。
強いて言えば、「魔界の陰陽師」ハーゲン・クロイツの忘備録。

ポンコツです。ポンコツだけど憎めないんです。

イケメンと二人の女の子の繊細で壊れそうな小さな気持ち。

水素をヘリウムに変換しそうな重力場が発生し、磁力線と撒き散らし、太陽風を惑星たちに魅せつけるように。熱く眩しいタンゴです。

競馬における確率場と時間理論を核融合させたお話です。難しいSFではありません。サクサクっと読めますよ。

企画物です。ノリを大切にしてください。

何もかも振り切り、捨て去りたい少女と疾走するマシーン。少女は何処まで疾走するのだろうか？

乙姫目線で書かれた「浦島太郎」です。
「浦島太郎」の「何故?」が分かります。
古式ゆかしい文体も素敵です。

恒星間旅行が当たり前となった世界のスペースオペラです。ガチSFファンなら読んでおきたい作品です。

これはシュールレアリズムの自由詩だ。
あらゆる規制や常識を除外視した心の詩だ。

ミリタリーでりながら、SF。
リアルな戦闘描写と未来兵器描写。
重厚な文体が作品にマッチしていて私は好きです。
ジェノサイド物なので閲覧注意かも…

全く真逆のコンプレックスを持つ三人が絡みあい、それぞれの思いを抱く。それぞれは独立した存在なのに結びつくことで一つになる。
文字通り、コンプレックスのお話です

気楽に楽しめる哲学です。
制作に行き詰まった時など、オススメです。
一見の価値あり！

子供の頃体験したことの中で、その頃は当たり前に思い何も感じなかったことを大人になって思い出してみると妙に不思議な事は無いだろうか。 そんな子供の頃の不思議体験を連想する作品です。 …続きを読む

実に面白いです。題材的にも私の好きな題材ですし、最後の逆転劇の繰り返しは「これでもか」というほどで、一気に読みきってしまいました

普段何気なく使い、大人の自分には関係ないと思って見過ごしている閲覧制限。子供の視点から考えると…。 余りストーリーをバラすことはしたくありませんので、詳しくかけませんが、作中にも出…続きを読む

個人的にフィリップ・K・ディックの「高い城の男」を連想してしまいました。あちらは「もしもパラレルワールド」ですが、こちらは近未来なのが恐ろしい。 プロローグっぽい所があるので続編が…続きを読む