濱口 佳和

繊細で丁寧な心理描写を通して、望みのかなわない悲しさの一方、正直さ、清冽さが秋風とともに武蔵野を吹き抜けていくようでした。 読み応えのある短編です。 硬派な長編戦記をお書きになる…続きを読む

拝読していると、無性に飲みたくなります。

晩酌代わりに、ぜひ。

（レビューを書いたら、★の数がいつの間にか減っていました。ので、追加しました）

ジェットコースターに乗ってるような、ぶんぶん振り回される波瀾万丈の物語です。 主人公サラの覚醒と成長も大きな見どころですが、全編通して女性の登場人物の個性の強さと、サラとのかけ合…続きを読む

　こういう楽しみ方もあるなあ、と気づかされ、思わずニコリとしてしまう。 　『基本、ノリだけです。』とお書きになっていますが、不思議なほっこり感。エッセイって、すごいなあ。 　の…続きを読む

膝小僧に貼ったバンドエイドを剥がして、塞がりかけた傷にふれるようなひりひり感と、抑えた語り口で語られる残酷な日々。それでも息を詰めて惹きつけられ、通読せずにおられませんでした。 …続きを読む

まだ、始まったばかりです。 まず、『枢軸の世紀』というタイトルに「なんだろう」とお邪魔しました。 容赦ない物語ですが、それゆえにリアルです。登場人物の息遣いを感じながら、作者の視…続きを読む

読後、僧侶の「南無阿弥陀」と唱える声と、どこからともなく御詠歌と持鈴の音が聞こえてくるようでした。
次話を楽しみにしています。

灼熱の太陽と海と風。 南米の地を舞台に、物語は始まったばかりである。 丁寧に登場人物を描き、それぞれに抱える人生をもの語っている。 今後、これらの登場人物がどのように人生を交錯さ…続きを読む

その後、登場人物らは、この夏の記憶を胸に、それぞれのかたちで人生を生きていくのだろうと、その姿が生き生きと想像できました。

素敵な時間をありがとうございます。

電車の中、マスクしていてよかったー！と心から思いました。笑いを抑えて、咳に変わりそうなのが苦しかったです。 軽妙な語り口に、どんどん読み進めていました。 朝の通勤に楽しさをあり…続きを読む

作品紹介をありがとうございます。 冒頭コラムの長編の中だるみや冗長さについて。 長編になると入れたいことが山ほど増えてしまい、一本通す筋をどこにするか、つい甘くなってしまいます。…続きを読む