志乃亜サク

遠い国からやってくる、顔も知らない聖人や精霊の類ではなく、身近な人の優しさが形になったものだと改めて思い出させてくれる、とても素敵なエッセイです。 ちょうど今夜はクリスマス・イヴ…続きを読む

以前から疑問だったのですよ。 作者SB亭moya様の汲めども尽きぬアイデアの源泉はどこにあるのか。 ただのキテレツ奇想天外なら、あるいは乱発もできるかもしれません。 ところが、ど…続きを読む

ひょんなことから青森へ旅した筆者。 そこで立ち寄った美術館でたまたま開催されていたエジプト展で筆者は少女のミイラと出会います。 空港の回想から青森旅行、故郷の岩手に対する愛ある毒…続きを読む

いつも連載作品は完結してからレビューさせて頂くのですが、もう我慢なりません。 空白に船を浮かべ旅を続けるリードとライト。 カクヨムの世界を股にかけたふたりの冒険を刮目して見よ！ …続きを読む

他の小説投稿サイトはわかりませんが、ここカクヨムには「作品読んだよ！」と作者に通知する４つの手段があります。 まずハート。 次に星。 そして応援コメント。 最後にレビューコメント…続きを読む

寓話と童話の違いは、教訓性のあるなしだといいます。 その意味では、こちらのお話は寓話に分類されるのでしょうが… ひとつ間違えると因果応報的な説教臭さが出てしまうところを、とても読…続きを読む

じつは蝉が苦手なため敬遠していたのです。 後悔しました。 すごい物語です。 小さな体を震わせ空洞に反響させて声を遠くへ運ぶ蝉と、少年の叫びとがリンクする力強い描写。 声はデジタ…続きを読む

高度に発達したAIが「感情があるかのように振る舞っているのか」それとも「本物の感情を持っているのか」 そして仮にAIに感情が芽生えたとき、その感情はどのように扱われるべきなのか。…続きを読む

ずるいです、この作者様は。 青春短編の名手だということは前から知っていたのです。 恋愛要素のうっすい高校生活を送った私にトドメを刺しにくるタイプの、鋭利な青春ストーリーの使い手…続きを読む

恐ろしいものを見ました。 この世の闇の一端を見た気がします。 じつは私、先日スーパーの駐車場で強風にあおられて隣の車にドアパンチしてしまったんですよ。修理費35万円。 でも私…続きを読む

冒頭から続く黄桃とのほんわかした格闘。 明確に言及されているわけではありませんが、おそらく主人公は桃が大好きだけど日常的に買っているわけではないのでしょうね。 頂きものの珍しい果…続きを読む

蝉の声というのはまばらに聞こえればただのノイズですが、周囲の空間が濃淡なくそれに埋め尽くされる一瞬はむしろ無音のように感ぜられるのが不思議です。 そんな静かな真夏の午後の出来事を…続きを読む

これはすごいと思いました。 思春期って国語の問題のように理路整然と「彼女はこういう理由でこう考えこのような行動をした」と解説できるようなものではないと思うのです。たとえ自分自身の…続きを読む