概要
男の正体は、国を支える名門エルヴィス・フォン・ローゼンブルク公爵であった。彼は最愛の妻を亡くした後、「一人で立派に育てる」という亡き妻との約束に縛られ、誰の手も借りずに育児と公務を抱え込んで心身を病んでいた。アマーリエは相手が公爵と知っても態度を変えず、空腹で泣く赤子クラウスに手際よく離乳食を与え、父親であるエルヴィスの独りよがりな育児を「周囲を頼ることは育児を捨て
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!溺愛のときめき。義理の息子、クラウスが可愛いです!
ヒロイン、アマーリエは、没落した子爵家のご令嬢。
ある日、赤ちゃんを抱いて心中しようとしていた男性を救った事から、溺愛の幕が開きます。
ヒーロー、エルヴィスは、読者から見て、はじめは頼りないのかしら? と思うものの、アマーリエに支えられて、己の落ち着きを取り戻し、後半は、アマーリエには溺愛あまあま、アマーリエに害を為す者には容赦なしの排除、と非常に頼りになる男性に変貌します。
作中でゆっくり成長していく、エルヴィスの連れ子、クラウスが、ずっと可愛くていい子で癒やされます。
アマーリエの弟、フェリクスも、姉をずっと見守っていて、良い味を出しています。
溺愛のときめき、アマーリエとエルヴィスの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!とにかく主人公のアマーリエがいい!
この作品、とにかくアマーリエがいいんです。
物語は、没落子爵家の令嬢アマーリエが、家族を救うため良縁を求めて舞踏会へ向かっているところから始まります。
その道中で彼女が見つけたのは、赤ん坊を抱いて身投げしようとしている一人の男性。
アマーリエは迷わず駆け出し、大切なドレスを破ってまで、その親子を救います。
この最初の行動だけで、彼女がどういう人なのかがよくわかりますね。
そして、彼女が救った男性が、名門ローゼンブルク公爵家当主・エルヴィスであったことからアマーリエの運命は急展開します。
公爵の赤ん坊のお世話のために嫁入りし、タイトルどおり溺愛されます。
いや、タイトル以上にラブラブ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!縁をより強く深く繋げていくのは、前向きに生きようとする人の力
主人公のアマーリエは、婚期を逃しそうな没落子爵令嬢19才。
明日の食事も危うい家と家族を救うため、授業料が払えなくてアカデミーを休校せざるを得なくなった弟フェリクスと共に、お金持ちの相手なら年寄りでもいい!くらいの覚悟を持って、格上の家の舞踏会へ縁を求めに向かう。
その途中で見つけたのは、今まさに赤子を抱いて身投げしようとしている男性だった……。
一張羅のドレスをダメにしてでも、目の前で死のうとしている人、それも見も知らぬ、何の関係もない相手を助けてしまう。
もうそれだけで、アマーリエという女性の気質が知れようと言うものです。
助けた相手がまさかの公爵であったというのも、アマーリエが自…続きを読む - ★★★ Excellent!!!多層的なドラマと、魅力あふれるキャラたち。その重厚な物語に魅せられます
登場するキャラたちがみんな魅力的で、ぐいぐいと惹きこまれました。
子爵家の令嬢アマーリエは、ある時に赤ん坊と共に身投げしようとしている男を見つける。エルヴィスという名の公爵家の男は、妻に死なれて絶望し、子供を一人では育てられないとして死を選ぼうとしていたという。
そんなエルヴィスの妻となり、赤ん坊のクラウスを育てることを決意したアマーリエ。
このエルヴィスがとにかく危なっかしく。「君は本当の母親ではないから」なんて一番の地雷発言をアマーリエに発してしまったり、色々と「アウト!」な振る舞いをしてきます。
そういう序盤で「ダメ野郎」の烙印を押されそうなエルヴィスだけれど、読み進め…続きを読む - ★★★ Excellent!!!理想的な結婚生活がここにある
タイトルに溺愛と書かれていますが、実際に読んでみたら溺愛されまくりでした(笑)
本作の主人公、アマーリエにはイケメンで優しい夫と可愛い息子、さらには姉思いの弟までいて、幸せすぎる結婚生活が描かれています。
でも、最初はそんな恵まれた環境ではありませんでした。
アマーリエはアウリスタ国の没落子爵家・リーヴェスヴィンセン家の長女で、物語の冒頭では、お家のためにいい相手と結婚しようと婚活に励んでいました。
彼女は馬車で舞踏会に向かう途中、息子と共に自殺しようとしていた男と出会います。
アマーリエはその自殺を止めるのですが、なんと後に彼が国を支える名門エルヴィス・フォン・ローゼンブル…続きを読む