葎屋敷

俺が定期を忘れて家に取りに戻ったら遅刻寸前。あわてて乗った車両は女性専用。女性たちからの圧力にビビる俺。切羽詰まった俺がとった行動は……。 ーーーー 【三題噺の競作】「定期券」…

こちらの作品は「大一回ジュニパーベリー文学祭」にて、優秀脚本賞ならびに優秀筆磧賞をいただきました。 雑誌に小説を載せることになった僕が、担当編集者の岸和田さんとの交流をつづった…

１９４４年、冬。北海の無人島に取り残された対空戦車の乗員たちが、島で見つけたものは、この地にはありえないミイラ。 英国人たる彼らが選択した行動は、かなり異常なものだった。 （追…

柊夏美：28歳、独身。 職業：魔法教師。 特技：筋トレ。趣味：飲酒。

滝川一世：16歳、童貞。 職業：学生。 特技：カメラ。趣味：こっそり写真を撮ること。

お婆ちゃんと二人暮らしの高校生、岳人（がくと）。 苦労も多いけど、世間が騒ぐほど辛くはない。心許せる友達と、緑のたぬきがあれば、気落ちが和むときだって多いのだ☆

部活が終わって帰宅途中、突然の大雨に見舞われた主人公。 家路を必死に走って帰る中で、彼はふと狭い路地の中で傘が捨てられているのを目にする。 ゴミが散乱している路地に、どこにも破…

リアナーレ＝アストレイは、シャレイアン王国の戦女神と呼ばれる女軍人。戦場で華々しく散ったと思いきや、同時期に亡くなった星詠みの聖女の体で目を覚ます。 冷酷王子と呼ばれるシャレイ…

「………すき」 ある日俺、吉佐春太が、「風邪引いちゃったらしいから、看病に行ってあげて」と、ずっと喧嘩したままの幼馴染、佐古川小町の看病に向かうと、小町は寝言を呟く。 「時効じゃ…

　三途の川。 　そこで仕事をする一人の死神がいた。 　内容は渡し舟に人の魂を乗せ、対岸まで運ぶ事だ。 　渡し舟で川を越えるとき、悪行の数だけ対岸までの船路が長くなる。 　逆も…

あっしの女房との交際話なんですけどね、まあ落語家の女房ってのはこれくらいしたたかで強くないといけないって話なんですわ。

田島家には五年前から半年に一度、お小遣い金額アップのための大掃除イベントがある。三姉妹は掃除場所を巡ってあの手この手で心理戦を繰り広げる。しかし、この日は父も参加するというので混…

「私、部活辞めるから。」 彼女はそう言って、部室を出た。 彼女は何を思って部活を辞めたのか。 彼女は何故急に部活を辞めると言い出したのか。 その理由を知るには、 相応の覚悟が必…

大学三年生の鉄平は、あかぎれで荒れた手を見つめる。脳裏をよぎるのは幼き日の祖母。そして、一人暮らしを決めた赤いきつねだった。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートスト…

戦え、騎士達よ！ 熱い血潮を滾らせ、全てをぶちまけろ！ その魂のひとしずくさえ残さず、さぁ喰らい尽くせ！！ 『赤いきつね』と『緑のたぬき』コンテストに参加しております。 よろし…

とある喫茶店での対談と一緒に召し上がるのは、イチゴのかき氷。

慶応3年11月15日、この日、京都近江屋で坂本龍馬を 斬ったのは誰か？最新法医学と今日残る重要証拠を 元に、犯人をあぶりだします！ 歴史の真実とロマンをあなたと共に！

海を越え山を越えてこの街にやって来る『夏』は、いつも『呪い』を帯びている。 今年もまた、呪い呪われる夏が来ていた。

小中でいじめを受けていた秋嶋朽木は、偶然、人物詩録を拾ってしまう。 そこには、かつて朽木をいじめていた羽中詩織が人を殺してしまうという記述があり…。 ――――――――――――――…

ジャンルはその他とありますが、複数ジャンルある事を片隅に置いておいて下さい。

どうぞ「1」から順にお読みください。そうでないと意味がわからないと思います。 30話もありますが、すぐに読み終わります。 できればブラウザで読んでいただきたいです。 カクヨム…

母親と二人暮らしをしている雄太は小学５年生。雄太の父親は雄太が１歳の頃に亡くなったので父親の顔は写真でしか知らない。 雄太の母親は看護師をしているので、母親が夜勤の夜は雄太は一人…

気が付くと、そこは過度に眩しい光の世界だった。そこに居た「私」には記憶も感覚も無く、時間の概念もあやふやだった。抽象画のような空と大地、それと駅。何処からともなく流れてくるピアノ…

裁判を開こう。 xの為、同胞の為に。

夕暮れの帰り道を、母親と息子は歩いていた。息子は社会からずれていた。息子は社会と食い違っていた。息子には線が理解できなかった。

手のひらをストーブにかざす。 私は今日こそやってやろうと思う。

壊は見知らぬ地下研究所で目を覚ます。自分が誰なのかもわからぬまま、まずはこの場所からの脱出を図るが…

ショートショートや短編をまとめた短編集です。 どうにも、短編を一つずつ枠を作っていくと、ワークスペースが煩雑になってきましたんで、一つにまとめさせてもらいました。 各作品をフ…

女がひとり、寂しすぎて「卵」を孵そうとするお話。

　令和時代。農業は変った。 　環境破壊によって荒廃した世界。 　そんな中、農作物は劇的な進化を遂げ、重機を破壊し、生き物を喰らう荒れ狂うモンスターと化した。 　そんな彼らを特殊な…

押し入れの中から出てきた宝箱を開けると、とある日の出来事もよみがえってきた。 ＊以前『小説家になろう』にて投稿した作品を、一部改稿いたしました。

<KAC2021参加作 お題:ソロ○○> これは僕の、図書室の魔女に関する思い出の話だ。 彼女に出会うまで、僕は一人だった。

KAC八日目「尊い」参加作。 手と手を合わせて、祈るということ。 仲のいい友達と笑い合うということ。 何気ない日常が尊かったと気づく頃には、もう戻れなくなっていた。

【毎週水曜日更新…予定】 第二騎士隊副隊長のノルトルドは、風変わりなメイドのリディアとは犬猿の仲。寄れば触ればついつい嫌味の応酬になってしまうのだが、なぜか無視することができな…

最近恋人に約束を破られてばかりの彼女は、許すことも待つことも疲れてしまった。

KAC7本目「21回目」 最初見たときそれがお題だと認識できなかったのはここだけのお話ですｗ さて今回は素直に「21回目」をそのままの意味で使うことにしました。 舞台は21世…

　ラーメン店の店主の妻が殴殺された。 　被疑者は彼女の身内の三人に絞られた。 　現場にはダイイングメッセージらしき暗号が残されていた。 「△　ｎ＝６　１＝北」 　捜査の一環と…

……と、ここまで書いた後に、今回のお題が「私と読者と仲間たち」であると気づいた。そう、なんと私はこれまで「私と《読書》と仲間たち」と勘違いしたまま書き進めていたのである。確認して…

ある女の子に憧れ続けた、男の子のお話。 「僕がずっと、君を守るから」 またやっちゃいました……色を歌う女の子の話を書いたあと、「この子で、もう一本書けるな」と。我慢出来…

ある日、探偵事務所に一足の赤いハイヒールが届く。 差出人は不明。手紙も同封されておらず、ただただ薄気味悪い。 探偵はそのまま靴を捨てた――その時、電話が鳴った。 ――世の中怖い…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330667690210261 　メルヘン…

　愛する女を殺された侍、獅童丸源左衛門は愛する者の仇を討つために怨敵を追いかけた。 　追い掛け、追い掛け、追い掛け、追い掛けること一千里。 　遂に、仇の命にその刃を届かせる間合い…

”i love you ”をそう訳したのは夏目漱石だが、夜の新宿で、僕は彼女に告白を＿＿＿

大会を目前に退部しなければならなかった親友に、どうしても伝えたい言葉がある。

十歳にして轢き逃げに遭った少女が、転生先で家庭教師に恋をするお話。 主人公の一人称は私ですが、ジャンルとしては、僕が先に好きだったのに(bss)かな、と思ったのでタグをつけまし…