青山 翠雲

何やら辛そうな職場で、コーヒーをカンフル剤として日々、自分を叱咤激励しているが、旅立ちをも視野に行動を起こしていく。

コーヒーを軸に軽妙洒脱な会話が見ものの作品です。

まずこの作品はただのホラーではなく、時間やその時代の生活して背景に至るまでのしっかりとした歴史的裏付けに支えられているため、読み物としてまず面白いし、頷かされることが多い。加えて、…続きを読む

手の温もり、それを通じて心が通い合う。読後に心の温度も1℃温まるそんな作品です♪

出だしはとても哲学的な雰囲気、そしてＳＦの世界への誘い、そして、最後に寄席とくる。ショートの世界なのに密度は濃縮な作品です♪

人は困った事態に陥る時がある。そんな時に一番必要なものは何か？ 人間関係が希薄になりつつある昨今であるが、ヒトをなぜ「人間」と書くのか？ヒトとヒトを繋ぐもの、繋ぎとめるもの、一匹…続きを読む

いや〜、これだけの三国志愛に溢れる方は未だかつて知らないし、多分、今後も不世出のNo.1三国志Loverだと思う。 だって、曹丕や劉禅の時代をこれだけ熱く語れるってスゴイわ👏。 …続きを読む

転生して人生が啓ける展開へ。本作品の中でもBGMは流れているが、「勝利のための死」「死して復活する」という、グスタフ・マーラーの交響曲第一番「巨人」・交響曲第二番「復活」の世界観に…続きを読む

自分がいろいろ頑張って、精出して、骨折って苦労しているその瞬間にこそ、骨折のリスクが潜んでいると筆者が警鐘をならしてくれており、傾聴に値する一冊となっています。

そもそも、生まれて、息して、色々考えてる。これだけでも奇跡。 ルネ・デカルトの「我思う、故に我あり」ではないけれど、意識って何だ？じゃあ、肉体って何だ？魂ってなんだ？などと、ふと…続きを読む

未来は光である。 こちらの作者であるMaya Estivaさんが表現する光は多種多彩。例えば、光の透過／照射／反射、それだけでなく、大聖堂の描写を生かすことによって、その陰影との…続きを読む

壮大な宇宙を描いた作品。作者は完了としているが、本作はさらに発展や厚みを増す余地がまだあると思われ、作者の感興充溢すれば、「三体」を凌駕する可能性すら秘めた作品。是非、補筆加筆に期…続きを読む

この方の歴史史観や時代精神分析は深くて鋭い！ハッとさせられるものも多い。司馬遼太郎の司馬史観に通ずるところがある！

素晴らしい！これは、私の大好きな名作映画『猿の惑星』に比肩する短編の傑作です！

浅田次郎を彷彿とさせる物語の怒涛の展開。ぶっ飛んでいるようで、歴史考証と言語学への造詣の深さが伝わってくる逸品！

この作者、これで多作と来た。

恐るべし‼️

山本倫木ワールドが紡ぐ、親子に受け継がれるDNAといろんな意味での親と子の「成長」の物語。

カクヨムの巨匠、山本倫木が放つ柔らかな物語を見逃すな！

日本に住む皆さんは、平和ボケになりつつあるかもしれない。写真撮る時には「ピース✌️」と言って撮る。海外の人から見たら、「日本人はさすが世界で唯一の軍隊を持つことの放棄を明記した平和…続きを読む

筆者の忍者好きが昂じて生まれた作品。普段なかなか意識することのない忍者が生きる精神世界であるが、よくよく考えてみれば「忍びの者」である。 そこには、表の世界では生きたくとも生きて…続きを読む

これは、犯罪教唆小説ではないのか！？ ウッカリ、この作品を22時半から読み始めてしまったら、「口がどうにもラーメン」になってしまった。。。応援メッセージを送ると筆者から悪魔の囁き…続きを読む

それは僥倖、いや、セレンディピティと表現するのが正鵠を射ていると言えようか。 私が偶々、カクヨムの広大な小説の海を航海していた時のことであった。 こちらのいすみ静江先生の作品群…続きを読む

武蔵野大地から太古の人類の移動の歴史にまで、思いを馳せるところが、筆者のイマジネーションの深さ、観察眼の鋭さを示す短編ながら、優れた才能を示す一作！ 角川武蔵野ミュージアムに触れ…続きを読む

これは小説なのですが、研究量の分厚さにちょっとやそっとじゃ、批評は出来ないものを感じます。私も三国志演義の大ファンを自認していますが、この作者亜咲加奈さんと比較するのも烏滸がましい…続きを読む

「天は人に二物を与えず、は誤りだった」と（誰かの小説の冒頭みたいな感じはするが、まぁ、気にしないで聞いてほしい😆）。 この方、小説はもちろんなんだけど、デジタルアートも一流なんで…続きを読む

これは、スゴイぞ！私も、もう一度読むことに決めている。 まず、筆者のテクノロジーへの造詣の深さが伺いしれる。これからの大変貌を遂げようとしている世界に身を置く者として、本作は読ん…続きを読む

昭和100年の今年にこそ、昭和の香り豊かな風景が目に浮かんできそうな、また、現代では忘れてしまいかけてしまうような以前にあった生活の断片に潜んでいそうなちょっと怖いストーリー集。個…続きを読む

この作家さんの短編は、スゴイの一言。読み終わって真っ先に脳裏に浮かんだのは、超濃縮コンデンスミルクだった。 人生にはいろいろある。しかも、作中の登場人物のそれは、かなりのうねりを…続きを読む

ストレートのみ豪快に大谷翔平と山本由伸と佐々木朗希が一球ずつ投げ込んで、バッター（読者）を三球三振に打ち取るような直球ストーリー！！！ この快速球は、誰も予想だにしない展開のスピ…続きを読む

コワイ😱！読んだなかで、トップクラスのホラー作品かも。筆者からのコメントで２×２=４という数式が脳裏に浮かびました😅😇😖。

そう思える作品でした。芸術家が芸術を語る。筆者の筆致力も素晴らしい。

男性が好きなお題でのテーマかと思いきや、話はどんどん社会派小説へ。構成もまた面白い作品。

創作に携わる全ての人に手に取ってほしい作品。人間による創造とは何か？クリエイトという観点から見た時にＡＩは対峙する存在なのか？ この作品を通して、きっと多くのことを考えさせられ、…続きを読む

こんなリターンエースなら、いくらでも頂戴したい！ 青春の甘酸っぱい人生の1ページを見事に凝縮した作品。これが作者の処女作というのだから、今後の作者のサービスエースはどんなものが飛…続きを読む

内容が重厚で、私が考えているようなことをとても深く掘り下げている作品。こういう作品がもっともっと増えて欲しいなぁ（お下劣な作品を書いている私が言える立場ではないですが😅）。 じっ…続きを読む

まさかこのThemaのお話をここで読めるとは思いもしなかった！ 評論という形をとりながら教科書的な側面も持ち合わせた本作であるが、何より、例が分かりやすい！ カクヨムのコンテス…続きを読む

ページを捲る手が止まりませんでした！面白かったです。私もこういう小説を書けるようになってみたいなぁ、と思わさられる作品でした。

本作は文学か哲学か、はたまた一編のポエジーかジャンル分けに苦慮するとても考えさせられる作品です。テンポ感も良く、読み手だけでなく、書き手にも参考になる作品だと思います。

著者の作品はいずれも深い示唆に富み、また人類の認知に対する鋭い箴言でもある。哲学性に溢れた名著である。

本作は小説のようでもあり、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の書く人類への警句のようでもあり、神へ捧げる祈りでもある。