それは僥倖、いや、セレンディピティと表現するのが正鵠を射ていると言えようか。
私が偶々、カクヨムの広大な小説の海を航海していた時のことであった。
こちらのいすみ静江先生の作品群に遭遇。なんと、私が遭遇した中では最多の147作品を上梓されている多作のWeb小説家先生!かなりの重鎮とみた。
数多ある作品の中から、気になる作品を一つチョイス。私が盆栽も嗜むことから、「盆栽万歳」に即決。これが面白い🤣!
私には到底思いつかないギャグのオンパレードで物語が進行する。しかし、ふと、何かの違和感に行き着く。あれ?たしか「ホラー」と書いてあったような?しかし、その疑問は文末まで行くと一気に氷解する!
これほど、笑い(私などは先生が繰り出すギャグを1時間に1回は思い出しクスッと笑っている!)、そして、読後感にゾクッと背筋が凍る思いをする作品があるだろうか?いや、ない!(思わず、漢詩の反語が口をついて出る!)
而諸君勿驚(しかも諸君、驚くこと勿れ)
※驚愕のあまり思わず漢文が出てしまう私
この先生、なんと、まだ未公開の作品が105作品もクラウドの海底深くに眠っていると言う。不覚にも(ここ私の会心のオヤジギャグね)我が耳を我が目を疑った!
かつて、数多くの政治家を屠った「◯クルー◯事件」の未公開株事件を思い出すのは私だけでないはずだ。これだけの未公開株が上場されれば、爆上がり必至なのであります。
タイタニック号とともに眠る小説の宝庫発見スクープでした。
※これまで書いたレビューコメントでの私の最長記録となりました。