コーヒーを通じての物語。斬新かつ新たな可能性を示してくれた良作です!所々にでてくる数字の意味は?増えたと思ったら今度は減ってる!?この謎を解くのも楽しみのうちのひとつです(^-^)ラストには心地良い風がきっと吹きますよ☆☆☆
何やら辛そうな職場で、コーヒーをカンフル剤として日々、自分を叱咤激励しているが、旅立ちをも視野に行動を起こしていく。コーヒーを軸に軽妙洒脱な会話が見ものの作品です。
彼の席に張り付いていた「夢」と「数字」を記した付箋。それは、主人公以外の誰にも見えていない謎の物体だったけれど、後輩君の秘めたる夢を知った時、なんとなく意味が見えるようになって行きます。それ以来、俄然後輩君から目が離せなくなった主人公は、数字を観察するだけの傍観者であったはずが、思い入れも大きくなって行き――。淡々と過ごす「仕事」ではなく、興味惹かれる未来に踏み出した、若い彼&中堅の彼の二人を応援したくなる、素敵なお話です!
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