「遺書 百合」を含む小説

　おっぱいが大きくなり始めると、自分の身体がエロいことを理解した。 　自撮りしたり身体を売れば簡単に稼げる。 　でも軽蔑している母親と同じモノになりたくなかったからやらなかった。…

ある日、1人の女子高生が飛び降り自殺をした。友達に一枚の遺書を残して。彼女はなぜ死んだのか、何を書き残したのか。いわゆる激重感情百合です

　事故死した7年前の卒業生。遺書として学校へ送られてきた1本の鍵。その鍵が開いたロッカーの中には、前任の美術教師が描かれたスケッチブックが収められていた。 　そこに閉じ込められて…

私の名前は、十河暁。 この文章が読まれているということは、私はすでに死んでいるだろう。 シノニムのごまかしをやめて確と告げるなら、これは遺書だ。 生命の意味を遺すためにあるべき文…

これまでに書いた完結済み短編をまとめたものです。 今後の書いた短編についても、こちらに追加していく予定です。各話キャッチコピーがございますので、気になった物をお好きにつまんでもら…

　家に帰ると彼女のモルが死んでいた。 　「私を食べてよ！」 　遺書に書かれていた言葉に従ってカノンはモルを食べ始める。 　【ケーキ】と呼ばれる性別の人間以外、味がしない【フォー…

海辺の町に住む女子高生・黒（くろ）は、ある日、クラスメイトの男子・青陽（あおはる）くんから「今から校舎の屋上から飛び降りる。君が俺を裏切ったせいだ」という内容のLINEを受け取る…

世界に馴染めない真琴。彼女が興味を持ったのはオカルトだった。とある最恐の心霊スポットで、真琴は「過去」に出会う。過去、それは土地にも存在する。そして、心の優しい「二人」が、遺書を…

最愛の彼女が死んで数日。ベッドでうずくまることしかできない私に、ところどころが涙で滲んだ手紙が届いた。

クリスマスなンで百合を書きました。

　「人外病」――それは身体がヒト以外のモノに変質する奇病。 　小学校を卒業し、中学校に入学する前の春休みに帰省先で出会った彼女の身体は、その半分以上が吸血鬼に変質していた。 　そ…

「愛してる」 　彼女が最後に呟いたのは私への愛の言葉だった。 　親友である高条真奈に呼ばれ学校の屋上に向かった私。そこには壊れたフェンスに寄りかかる彼女がいた。いつものように微…

｢私はあなたが好き。でも、私のことは好きにならないで｣ そういった彼女は17の夏、呆気なく病死した。取り残された恋人の｢私｣は、彼女が遺した1冊のノートを手にしていた。