「蛇神 和風」を含む小説

白花は　穢れし土へ根をはらむ 花開きては　浄しなるかな ▼ストーリー 世界には忌神によって瘴気が満ちた。 瘴気を浄めるため、西の果ての地に、巫女の生贄を捧げる必要があった。 …

※小説家になろう様でも連載中です。 八百万の神々がおわす東の島国、輪国。輪国を統治していた花川幕府は天災や飢饉によって治政が不安定となり、やがて輪皇軍によって倒幕された。 そ…

両親と血の繋がらない妹には全てを奪われ、愛していたはずの幼馴染の和正に裏切られた少女陽子。 家族や使用人達に虐げられる日々を送っていた彼女な唯一の味方が不思議な白鷺だった。 ある…

願いを一つ叶える代わりに人間の寿命をいただきながら生きている神と呼ばれる存在たち。その一人の蛇神、蛇珀(じゃはく)は大の人間嫌いで毎度必要以上に寿命を取り立てていた。今日も標的を…

　帝都、東京。元号は大正となり、次第に異国との戦禍の気配が近づいてきている。東京帝国大学で精神医学を学んでいる俺は、現在私宅監置の資料を取り纏めている。私宅監置とは、江戸頃まで遡…

　魔王の軍勢により故郷を滅ぼされ、奴隷に身を落とした少年、白鷹は。復讐の為に叡の国最北端にある玲瓏の地にて武道・魔道の指南役を仰せつかる入鹿家の忍となるが、魔王は叡の外へ進軍した…

KAC2023四回目お題「深夜の散歩で起きた出来事」参加作品。 ※R15程度の性描写あり。

食べられることを前向きに頑張る生贄少女と、 暇を持て余していた人間嫌いの蛇神の十年間のお話。 ※作品通しで関西弁なので苦手な方はご注意下さい※ 視点切り替えありの全２話。

山奥の小さな祠の前で、みすぼらしい姿の少女・シマは跪き頭を下げた。 わずか十歳。豊作祈願で蛇神の生贄になるという。 白銀の髪に鱗の皮膚を持つ蛇神は、赤い眼で少女を睨んだ。 昔話…

ここは日の出づる国日本のあったかもしれない”もしも”の世界。 人は神と袂を分かたず、依然この国は神と人が共存している。神が人間のように水を飲み肉を食らい、そして人間のように死ん…

廃れた神社にの蛇神と狛犬、山を統一する天狗。 そこに置いていかれた少女のお話。

暮れなずむ街で、少女は一匹の蛇を助けた。それが森の奥に息づく神との、縁となるとも知らず。 拙作、白蛇夢譚（https://kakuyomu.jp/works/1177354…

嫁ぎ遅れながらもようやく婚約できたと思ったら、蛇神様の花嫁に選ばれた。 おい待て嘘だろ？婚約を解消しないといけないじゃないか。わたしの労力返せよー！！ これはそんな二十代後半の女…

ヒトゲツノという國にある暴れ川に囲まれた辺鄙な村、桔村には言い伝えがある。 長い間、邪悪な狐によって引き起こされていた水害。 水害による飢餓に苦しんでいた村人に、生贄と引き換え…