「短編書き下ろし」を含む小説

今日も朝から暑い。スーツ姿の俺には厳しい季節だ。 照りつける太陽の下、汗を拭いながら駅に向かう俺に黒煙を吹きかけるトラック。 駅に着けば、あとは変わらぬ外の景色を眺めながら、満員…

大好きな彼と待ち合わせ。 でも、いつも私は彼を待たせてしまう。 それでも笑顔で向かえてくれる彼に、私はいつものセリフを口にする。 「待たせてゴメンナサイ」 ☆三題噺のお題：…

こちら過去のサポーターさま限定の小話（近況ノート）のURLをまとめたものになります。 そのため、サポーターさま以外はご覧になれませんのであしからず。 また、完全に不定期更新です。…

運命論なんて信じていやしないけど、でも僕たちが今日この場所で出会えたのはきっとそういう運命だったんだね。

クロノヒョウさんの自主企画、第5回「1000文字以内でミッション全てクリアせよ！」への投稿作品です。 ミッション内容は以下の通りです。 ・冒頭「それは白馬に乗ってやってきた」か…

道端で倒れていた自称神。彼が現代社会に望むものは何か。 古代生まれの神様と現代の青年がおくるほのぼの不可思議コメディ！ 崇期さん主催の【笑いのヒトキワ荘・第九回大会】幻想ユーモ…

両親の再婚により「きょうだい」となった蒼士と陽菜。仲のよい二人のことを見かねた周囲の勝手なお節介により、二人は別々の道へ…。 そんな別れの直前、星空の下で結んだ約束は叶うのか……

１５年ぶりの同窓会で聞いた、記憶の底に沈んでいたクラスメイトの名前。 行方がわからず、亡くなったという不明確な情報も飛び交うも、人生の交差点によって止まっていた時間は再び動き出…

日本の空に花束の大群が飛来した。 太陽光は花束に遮られ、まだ昼過ぎというのに外は夜の様に暗かった。 「うわーっ、逃げろー！」

自主企画『短編書き下ろし企画【九龍城】』短編 あの頃の九龍に住む私の青春の思い出。

【短編書下ろし企画『5mの可能性』】 「『誰か』が玄関を開けて入ってきて、 　『誰か』が居る部屋に到達する。 　その距離、5ｍ」 カリプトラさん主催の短編書き下ろし企画『５mの…

『短編書き下ろし企画　5mの可能性』のために書きました。 毎回企画趣旨に合ってるといいんですが…とチキンなので毎回思います。すみません。

Twitterにて募集したお題で短い作品を書きました。 お題①「蛙」 お題②「五月病」 みなさん、心の準備はよろしいですか？

　初めて詩に挑戦してみました。 　自主企画「あなたの詩を朗読させてください」に触発され書いた作品です。 　二百字という制限があるので、詩の形をとりました。

今の私たちにはお正月なんか関係ないもん！　そもそも私はお正月が好きじゃない。 1月1日の朝に美代はそう言い切ったけれど、本当の理由はそれだけじゃないし……。 今日がこんなに憂鬱…