みなも
空知音
詩
風が吹き、水面が揺れる
雨が降り、水面が騒めく
晴れた日には鏡のように
岸辺に遊ぶ水鳥が
水際に立つ木々が
流れゆく白い雲が
水面に映り、もう一つの世界をつくる
触れられえぬ左右逆のその場所こそ
解き放たれた、あなたが住む世界
水面に写る
正体の無い
あなたの姿
醜くもなく
美しくもなく
ただそこにある
水面はあなたの心だから
みなも 空知音 @tenchan115
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
茶々話/空知音
★26 エッセイ・ノンフィクション 連載中 20話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます