みなも
空知音
詩
風が吹き、水面が揺れる
雨が降り、水面が騒めく
晴れた日には鏡のように
岸辺に遊ぶ水鳥が
水際に立つ木々が
流れゆく白い雲が
水面に映り、もう一つの世界をつくる
触れられえぬ左右逆のその場所こそ
解き放たれた、あなたが住む世界
水面に写る
正体の無い
あなたの姿
醜くもなく
美しくもなく
ただそこにある
水面はあなたの心だから
みなも 空知音 @tenchan115
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