「火 燃やす」を含む小説

絵にかいたような優等生である唯の放課後の楽しみは、一人で図書室で読書をすること。そんな彼女の平穏を打ち破る存在がいた。 小中学生に爆発的な人気を誇るトレーディングカードゲーム「デ…

【第三部 不定期更新中】 世界大戦の終結後、生存者たちは戦争原因が「国家」という社会形態にあると断じ、同じ間違いを繰り返さないために国家を解体。より小規模なコミュニティの、しかし…

火魔術の名家ブレンネン家に生まれたフレイは、なぜかまったく火魔術を使うことができなかった。やがてフレイは家をでて世界を旅する冒険へでる。 なぜ自分が火魔術の使うことができないのか…

ワールドリステープ。失われた記憶の中で、残されたテープがあった。リスたちの冒険。マウントしていくカタルシスの数だけ、カウンタービジネス。チェスを転がして、一人遊び。やがて、そのリ…

40代のおひとり様女性である優花には、青春を捧げた推しがいた。 2001年に解散したBlue RoseというＶ系バンド。そのボーカルの璃桜だ。 そんな彼女は転落事故で死んだはず…

「この手紙を燃やしていただけませんか」 《代燃者》イーイのもとへ、毎日さまざまな手紙がやってきます。 その多くはイーイではない他の誰かに宛てられたものであり、そして、弔いのとき…

陸上部だが足は遅く、長距離は最後まで走り抜く事を諦めがちな、中学1年生の川西絵梨花。 絵梨花はある日いきなり異世界転移してしまうが、この召喚は召喚士見習いリュベのミスだった。 絵…

高校３年の夏。僕は１人の少女に恋をした。 片想いでも一歩前に踏み出せたなら、それは成就といえるんだろうか。 片想いのキューピットは木っ端微塵になったけど、僕は当たって砕けることさ…

嫌なことがあったので５００年寝てたら世界が氷に覆われていた。俺以外の火精霊がいなくなったらしい。当初、記憶がおぼろげだったものの、段々と思い出していく。できることも増えていく。仲…

勝手に聖火リレーを行ってはいけない理由は山程あるが、 やらなければならない理由を一つだけ抱えて、俺は走った。 聖火を用いて火葬を行うのだ。

臆病で内気な高校２年生の女の子が、初めての交際、デート、キスそして初体験を経ていく中で、成長し大人の階段を上っていく物語です。心の結びつきを大切に思う女子と身体の結びつきを求めが…

人工流星を流すために宇宙ステーションで働く伊緒は、いつものように流星衛星の準備を進めていた。 その日の流星の材料は、人間の骨。 夏の迎え火の晩、一夜の天文ショーは、故人の命の火を…

いいかい、昼間はちゃんと暖炉を燃やすんだよ。火の精霊にたくさん火をあげて、夜は頑張ってもらわなくちゃいけないからね。 カクヨム3周年記念選手権への参加作品です。 5日目のお題は…

世界を燃やすような恋（物理）をしよう！ 私、立花楓（たちばなかえで）は『火』に恋し、放火を生きがいとするごく普通の女子高生である。 趣味は放火、特技は放火、人生で一番取り組んで…