優等生が「負けたくない」という一心でカードゲームの世界に引きずり込まれていく──その過程がたまらなく面白い。キャラクター同士の会話のテンポが抜群で、特に主人公の負けず嫌いな性格と相手のマイペースさの対比が絶妙。カードゲームの描写も初心者でも分かりやすく、むしろ「このゲーム、やってみたい」と思わせる熱量がある。百合要素も押し付けがましくなく、自然な距離感の中で少しずつ関係が変化していく予感が心地よい。読後感は爽やか、でもどこか続きが気になる──そんな作品です。
図書室で一人読書をするのが趣味な、ザ優等生の唯。 そんな彼女の元に、同級生である友美による妨害が入る。 友美が勧めてきたのはトレーディングカードゲーム「デュエル・ザ・バース」 挑発に乗り、一度だけとプレイした唯だったが―― トレーディングカードゲームらしいバトルシーンと美少女同士の交流に、惹きこまれる作品です。
クラスメイトに感化された主人公が、カードゲームの奥深さと親愛の温かさに気付かされていくラブコメ作品です。主人公は勉強漬けの毎日を送る学生。ある日、やんちゃなクラスメイトに付き合わされたのはカードゲーム。嫌々ながらも始めたそれは、思わぬ以上に主人公の心に火をつけました。勉強だけでは知り得なかった世界。けれども、勉強をおろそかにするわけにはいかない人生。多感な時期を過ごす主人公は、正反対な性格のクラスメイトによって、どんな変化を起こすのか。ぜひ読んでみてください。