役目を終えた手紙は、きちんと弔ってやらなければならない。書かれた出来事、言葉を失わせないために。でも――?
まず手紙が喋ることに驚きました。差出人が喋っているのかと思いきや、そうでもなさそう。変わった設定だと思いつつ読み進め、最終話で明らかになる思わぬ展開に「エモいってこういうことか……!」と悶えまくりでした。エモいって言葉はあまり使わないんですけど、こういう感情なんだろうなきっと。
短編のフォローはあまりしないのですが、読んだ後にあえてフォローしたのは久しぶりです。かなりのお気に入りに仲間入り!