ワールドリステープ

鏑木レイジ

第1話ロストリス

絶望の夜明け。

風が吹いて、谷が鳴る。

鳴りやまないハートビートに叫ぶ獣のハウリング

イヤリングのキスマークが、一匹のリスに口づけた。

動体変化の過程変化。

ロストした場所から、始まる。

荒野は消えて、プラネットスピード。

逆光のイニシャルは、「C」

お花畑で探した四葉のクローバーを誰にともなく燃やした。ライターの火で

それはクローパー。

陽気な目が動いて、このリスは、探した。

哲学原理を疑って、耕した畑をぶっ潰す、乱獲家の眉間に銃口を向けて、命乞いを命じる。

意志を持って、砕いた、その歯で、彼には牙があって、ハムスターではない。

ライムの星々が、星座をかたどって、歯型を残した、恐竜の化石に、かみ砕いた言葉で、言説をぶっ潰す。

タイトなヒップが欲しいなら、奪ってみろよ、愚かな略奪者!

身は小さいけど、志はなく、風を信じて、風に裏切られ、イニシャルのCは、クレイジー

狂った地点を、駆け抜ける叫風、阿鼻叫喚の感受性

ここから消え去って、責任逃れ、神々を撃つ、異端の児童に、一発見舞って、土産にしたのは、孤独の宝石。

憧れの眼差しで、見上げた世界を下に見る。

食えない奴だけど、食ったら腹下す

希望の夜更け

髪飾りを差した少女の無垢な偽善を錬金して、ポイントから攻めるその角度はBポイント

さあさあ、宴は自分自身のためだけにある。

独善の亀裂は、タイトな月に、おさまらない

ドライビングしていくタイピング

ウエットなユーモアに、ロストジェネレーションですよ。リスクはリスに関係ない

ただ椅子を持ってきて、食事をとったら、満腹の月に、女の童心をリストカット。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る