「朧月 月」を含む小説

「人喰い鬼と少女のはなし。」の本編更新が難しい場合に公開する番外編をまとめる場所です。 時系列等々かなりぐしゃぐしゃしています。本編とは違う世界線、というような雰囲気で捉えて頂け…

愛猫家の少年が仔猫へ転生し、猫を救う為に尽力する物語。 ※医療小説なので、猫が病気やケガで苦しんだり死んだりします。あらかじめ、ご了承下さい。 ９０％猫で、人間がほとんど出てきま…

noteのシロクマ文芸部用に書いたショートショートです。 お題は「朧月」 母との会話よりも、友だちとのチャットが忙しい高校生のお話

　夜の散歩をする千景は、泥地の中に足が埋まった女に出逢う。彼女が抱えているのは、赤ん坊。泥の中に引きずり込まれた彼女を、しかし千景は助けられなかった。彼女が徐々に埋まっていくのを…

日が暮れるまでに、山の麓に豆を撒かねばならない。なぜなら山には、人喰いの鬼がいるから。人喰い鬼は日の光と豆を嫌うと云われている。だから村の人間は山の麓に豆を撒く。人喰い鬼が日暮…

―お品書き― ◇朧月 月が雲に隠れた夜。影が闇となり、闇が影だったことをわたしは知る。 ◇海へ 汚れた両手。晴れ渡る心象風景。迫る生き地獄からの逃亡は、少女をどこへいざなうのか。…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門　参加作品 連作短歌二作目の作品です たった一夜の切ない恋を「夜桜」と「月」で表現してみました

一枚目の表 発句【春】（初折）（月）朧月共に眺めむ人もがな 脇　【春】おとなひあるや春の暁闇（かはたれ／かたわれ） 第三【春】草餅を食みて頬までふくよかに

『星神楽』、『星を抱く少年』の続きです。 少年の心の旅路を描いた作品で、星朧メモリーの続きも完成しています。 『月神楽』という作品です。 月神楽に向けての短編になります。 星朧と…

月は朧に、花は霞み。ただ酒盃だけが濁りをしらぬ。 盃に落ちる花びらと、湖に浮かべたこの舟と。 ゆらり、ゆらり、夢幻にあそぶ。 さあ、宴をはじめようか――

二本の刀と二足の草鞋が遭遇したのは京の都、とある橋の上。月が見え隠れする夜。好戦的な刀は草鞋に勝負を挑む。草鞋ごときに負けるはずがないと、刀は強硬な態度で押し通そうとするものの―…

朧月」（おぼろづき）は春の夜の月の事です。空気中に水分の多い状況でぼんやりとしている月の事を現す俳句の季語でもあるのですが、愛した男に別れを告げられ、納得や決着がまだつかない女心…

　月人VS地球人 　月からの使者による宣戦布告を受けて、征夷大将軍である立花千は戦の準備を進めた。 　月人の神通力に、地球人は混乱に陥れられた。 　しかし、三種の神器の力に…

私は自分への自己肯定感が昔から低かったので、物にも自然にもこういう感情を抱いて来ました。だから今でも月には憧れと嫉妬を抱きます。皆さんの近くにはこういう存在は有りますか？

「ずっと一緒にいよう。」 幼い頃に誓った右大臣家の姫君、月鈴と身分の低い霞。 それは結ばれてはいけない約束だった。 「お前はこの世界の火種だ。月鈴。」 命を狙われる月鈴…