「昼行灯」を含む小説

　聖女と呼ばれる存在にTS転生したリアは、はっきり言って怠惰である。 　転生してもそれは変わりなく、そんな彼女は昼行灯になりたいと考えていた。 　ただ、そんなリアは怠惰でいようと…

【3000PV突破感謝】 　とある高級住宅地の一角に立つ、土地と建物の広さこそはあるが、悪く言えば質素な屋敷に使用人達とだけで住まう、いつもどこかつまらなそうな表情を浮かべる１６…

【コミカライズ版第7巻発売中】 大陸西方の小国であるクラリス王国に、「王都のごくつぶし」と呼ばれる青年士官がいた。魔法全盛の時代にも関わらず、ほとんどの魔法を扱えに彼は出来損ない…

　生まれつきはっきりとものを捉えることのできない目を持つコウは、何かに呼ばれるようにしてとある社にたどり着く。長く続いた戦火により、訪れる者の絶えたその社は、社殿の細工も庭もすべ…

異形の化け物によって記憶を抜かれた青年が出会ったのは、五感と体を取り上げられた男の生首だった。森を歩き生首と会話しながら、徐々に失った物を取り戻していき、選択する青年の話。

　とある夜会でのこと。姦しきグルーバー伯爵家次女のカタリナ嬢が、交流のある侯爵家令嬢エルメス・キャンバスの婚姻についてもの申し、場を乱した。 　その場に居合わせた同窓生、王弟たる…

チートスキルを隠して生きている昼行灯の冒険者サブローとなんでも変身できる元公爵令嬢サウスモニカ・ファランドールの逃避行、そして大して復讐しない復讐劇が今始まる。 小説家になろ…

　昼行灯（ひるあんどん）。 　 　意味。 　ぼんやりした人、役に立たない人、掴みどころがない人、いつもへらへらしている人。 　――吉祥天 主水（きっしょうてん もんど）

竜の生贄となるため旅立つ令嬢、トリエラ。 たった一人の護衛の騎士、コウロ。 ややダウナーなふわふわ令嬢と、へらへら系やる気なし昼行灯無精ひげ壮年騎士、嚙み合わない二人の短い旅路。

紅殷は市中の人間に『昼行灯』と目されている暇人だが、その正体は芙颯国きっての巫覡にして現皇帝第三皇子・金簪仙君その人。 自分の元に届けられる前に握り潰されていく民草の声を自ら拾…

さぁさぁ、今宵は月が出る。 夜が映すは、迷いか、明日か。 酔いどれ、暴人、昼行灯。 あなたは誰と、夢を見る？ 初投稿作になります。 拙い文章にはなりますが、温かい目で見ていただ…

超能力によってランク付けされている世界で普段幼馴染の坂田璃子のスマホの中にいる阿紫上敦也。皆から昼行灯と呼ばれる彼の日常の物語。

　貧乏な伯爵家を支えるため、趣味と実益を兼ねて小説を書いているマリー・フォットセット伯爵令嬢。 　ネタに困った彼女は、お隣に住む無駄に馬鹿でかくて美形の遊び人、トーマス・ニコル…

出来るだけ楽をして生きるはずだった私は、気づいたときには警察の特殊な部署に配属されていた。 その部署は人ならざる者に関係するもので……。 『いつか忘れる空』の桔梗パートを抜き…

新宿の地下に広がる城塞都市『常夜街』。日本の九龍城とも称される入り組んだ魔窟には、人間でない者が多く暮らしている。 人間の少年・王大河（おう　たいが）は、幼い頃に薬屋『蓮夢堂』…

死者が人の姿を捨てて蘇る、閉ざされた「村」での物語。 新たな命と共に、怪物の姿を得た青年・テツジ。 憎悪と猜疑に心を鎧う彼が「村」で出会ったのは、獣をその身に宿した異形の村人達、…

月面都市の剣術道場・真原道場の主、真原時雨は、普段は年下の妻、セリカの尻に敷かれる昼行灯である。だが、一度刀仕事を請け負えば、月面で使用される人型機械・殲刀機を駆り、魔剣の技を振…

平民から突然公爵家の一員、アイリスの妹となったアリミナは異常な程の魅力を持つ少女だった。 若い令息達、それも婚約者がいるものまで彼女を一目見た瞬間恋に落ちる。 そして、とう…

　これは、すべての新たな魔法使いのエピソード・ゼロ。 　リアルが横転し始める日。その公園には、内臓破裂で瀕死の男子学生が転がっていた。そして、そんな彼を世界を敵に回してでも助け…

真面目かつ優秀で周囲から優等生として尊敬を集める真綿（まわた）と、 いつもボーっとして鈍いことから昼行灯と揶揄される灯里（あかり）。 二人は幼馴染で、灯里は真綿に甘やかされて生…