「文芸百合部門 秘密」を含む小説

きっと分かり合えることも仲良くなることもないと思っていた私達。それでも私達は繋がりを得てしまった。

ある5月の晴れた日、３年間同じクラスだったが、顔見知り程度だったクラスメイトの仁奈と、ひょんなことから授業をサボり屋上で大の字になって、空を見ていた。 そうしているうちに、仁奈…

高校3年生の清永琴葉（きよながことは）と、琴葉の国語の先生である藤枝櫻子（ふじえださくらこ）。 琴葉と櫻子は恋人同士だけれども、そのことは琴葉が卒業するまで絶対に誰にも知られては…

この鈍感脳内薔薇色少女小説大好きお嬢様が！と思いつつ、なんだかんだお嬢様のことが大好きな完璧理性的無表情メイドライム。しかし彼女にはお嬢様に言えないとんでもなく恥ずかしい秘密があ…

私と華は『一応』恋人だ。 彼女に伝えたい想いはあるけど、雪のように直ぐに溶けて消えてしまう。 どうすればこの想いを彼女に伝えられるだろか。 これは、ささやかな秘密を抱える２人の…

大学入学を期に上京してきた希海。河童の話を通じて仲良くなったリリーと同棲することになる。 しかし、リリーにはたくさんの秘密があり、希海はその秘密に振り回されていく。

カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品。

　図書室の隅。 　そこで行われていたのは、二人の少女の秘密の会話。 　紙と文字だけの触れ合いは、少女にとってとても大切なものだった。 　少女とって世界は『偽物』で溢れていて。 …

月乃にとって、陽はたった一人の友達だった。 ずっと一緒にいた二人は、相手のことなら何だってわかる。 それでも別れの時が近づいていることをお互い気づいていた。 彼女達には、誰にも…

あらすじ 図書室の秘密の場所で秘密のノートを見つけた時。そこでは遭遇してはいけない美と出会う。 貴女、もう、離さない。 黒髪の乙女・麗子と高校一年生の璃子はお互いの「初めて」に触…

【カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品】 私、篠原涼花（しのはらすずか）と、彼女──茂木百華（もてぎももか）。 高校陸上部で4×100メートルリレー──四継のメンバーを務…