「敗者 歴史」を含む小説

1560年、尾張国桶狭間にて歴史に残る戦があった。片や勝者として名を残し、片や敗者として没落していった。史実では当主今川義元亡き後、跡を継いだ今川氏真の代で歴史から大名今川家は姿…

新選組隊士・斎藤一の生涯を、自分なりにもぐもぐ咀嚼して書きたかったお話。 ※史実を基にしたフィクションです。実在の人物、団体、事件とは関わりありません。 ※敢えて時代考証を無視し…

「勝てば官軍、負ければ賊軍」というフレーズは、誰しもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。これは明治維新の折、西郷隆盛が信念としたとかしないとか言われますが、日本に限らず…

亀王丸（のちの足利義晴）を推戴し、上洛を夢見ていた義村には、倒しておかねばならない敵がいた。 備前守護代浦上村宗。 赤松被官でありながら半独立勢力のごとく振る舞いだした村宗を治罰…

春休みの初日、私立出井素学園の教室には留年回避のための補習として十数人の生徒が集められていた。補習の内容は厳しく、寄宿舎の空き部屋を使い、一週間校外へ出てはならないものであると聞…

『ハルピアが人の前に現れ祝福を齎す時、祝福された者はやがて来る災厄と立ち向かう事になるだろう』 人間に決して懐かないと言われたその生き物、ハルピアに"祝福"を与えられた少年カイ…

時は現代だけど戦国。 そう、強き者が勝者で弱き者が歯医者じゃなかった敗者になる。 これは、ある若者が高い志をもって天下統一せんとする物語。 立て、若人よ。己が胸に頂点への執念があ…

人生をやり直すチャンスを異世界の女神から与えられた４人の英雄たち！！ 歴史上敗者として悪名を残した英雄たち、彼らの強い慙愧の想いが、女神の琴線に触れ、彼らから見た異世界、現代文明…

項羽。四面楚歌で有名な、楚の大王だ。 彼は豪胆で豪傑、それでいて側近には優しい男だった。 だが幾分か感情的で、他者を疑うことも多く、人心を掴むことが出来ずに過ごす。 彼が戦えば必…

※この物語は現在投稿中の『東海の覇者、桶狭間で没落なれど』のサブ的要素の詰まったものとなっています。まだ本編を読んだことないって方は是非そちらの方もお願いします。　 1560年、…

　サービス最終日、ついにレベルMaxに到達。 　サービス終了の発表と同時に、これまで255だったレベルキャップを999まで開放するとは……最後まで相変わらずの運営だった。 　つい…

第二次大戦を舞台とした戦略ストラテジーゲーム、Hearts Of Steel３、通称ＨＯＳ３。 知る人ぞ知るこのゲームをプレイせんとする乙女達が五人。 小野楓華、白石美咲、滝宮…

ある者は忠義を尽くすため、ある者は戦場で死ぬため、ある者は失ったものを取り戻すため、ある者は恩に報いるため、ある者は同志たちの自由のため－－ 大坂城に集った「乱世の残滓」たちが、…

「真面目にやってる人が成功するんじゃなくて、うまくやってる人が成功するんです」と言う空耳が聞こえた。三成の心の葛藤をSNS風のつぶやきを通して展開してみた。関ヶ原の戦いで敗戦濃厚…