「底の底」を含む小説

果てなき溟（うみ）の底の底、まったき闇の深淵にとぐろを据える巨螭（おおみずち）は、ほんの気紛れに、空にかがやく月をひと吞みにしてやろうと思い立った。 和風ファンタジー、中編です…

ブラック企業に勤めていた日本のサラリーマン小倉孝人。 気の迷いにより列車への投身自殺を図った彼は、奇妙な超越存在の手によって、魔界の最底辺に生み出されたまがい物の都市「モック・ニ…

完結しました。 　説明しよう。私ことアリアーティア・ローランスは超絶ど近眼の悪役令嬢である……。 　気が付いたらファンタジー系ライトノベル≪君の瞳に恋したボク≫の悪役令嬢に転…

人類生存の危機！！ 前作「八幡戦士」の続編 天は人類の在り様をじっと観察していた。 何故？ それは末法を作り出してしまった全人類を滅ぼすべきか、それとも生き残らせ天と共に末…

落ちた穴がなかなか底に着かない。

彼岸を探して歩いている人は、どんな道をたどるだろうか。 淡々と、耽美な思考の破滅を辿ることで、私たちは心の中の底に行けるかもしれない。 文脈などいらなくて、意味だけをつなげて…

この間「え！」っと感じたことを……

ポエムを綴ってみたよ＊：·゚✧

南米パタゴニアの奥地に水の中に棲む人類がいる。豪華客船で出会った青年に導かれ、酔っ払いの探検家小栗蘭次郎とうりざね顔の綺麗な女性ロザリアは移動する川ピルコマヨの踏破を目指す。

魔法のiらんど「ショートストーリーコンテスト」の「一夜の過ち」参加作品です。

ショッピングモールに突如出現した巨大熊が掌底を打つと人体はぱんぶしゅるるる！！！と破裂するのであった。

　小学生のタケルは海辺で光る貝殻を拾った。それは海の底での人魚との出会い、そして冒険への第一歩だった。

頻尿で仕事をクビになり、失業保険受給中にパソコンの職業訓練を受ける。隣の席の91歳のお爺さん、自称仙人から導引という健康法を習って頻尿の治し方を知っていた。実話を元にした物語。 …

怒らない、という仏のような人がいる。 怒るのには、エネルギーがいる。怒っても何かがよくなるわけではない。怒るとその場の空気が悪くなる。 確かにそうだ。 だが、本当には、ほん…

「魔王様と鍋」今、この関係がおかしすぎる。変な写真が、撮られるし。「この鍋が、お気に入りなんだよね」ちょ、魔王様～！

夜のジョギングを日課とする大学生。彼女が霞ヶ浦のヨットハーバーで出会ったのは、地元の観光名所にも「ネッシーのような怪物が住んでいたら…」などと妄想を自らの絵（ストリートアート）で…

入道雲が青いそらに湧き上がる。蝉の声、 カンナの花、白壁の竹林の中、忽然と姿を 現した昏い屋敷には『忌中』の文字が。 あの奇妙な体験は何だったのか。 【櫻岾】『法照寺…

内面を覗き過ぎると病む。 しかし蓋をしても無くなりはしない。 だから記す事にしました。 私に物語が必要な理由を。 また闇を覗いたら再開します。