はじめまして。日本語があまり得意ではないので、誤字があったらすみません。
『モック・ニュータウン』は、死に場所をなくした地球人のための場所であり、Project Moon作品の『The City』のようなエッセンスで構築されています。獣人の皮を被り、魔界へと堕ちた小倉孝人。彼はそこで他のモックレイスたちと協力し、過酷な生存競争を生き抜きながら、自分のような異端者のための社会を築く冒険へと巻き込まれていきます。
キャラについて。もふもふで可愛いケモノと思うな。醜悪、粘液、悪臭、戦慄。だが多面的、複雑、理想、人間味。それが要点。ゆえに「生物学的エラー」の実存的苦痛、観察・感受すべき美がある。世界との相互作用、既存の異世界転生とは別物、唯一無二の状況生成。興味深い。
他のネット小説と比較して、『れ・れ・れ』は実存的ホラーを体験したい人のための作品です。言葉遊び、不協和音、そして信頼できない語り手といった手法を通じて、著者は読者に衝撃を与えます。特に、タイトルやテンプレ臭のするあらすじに釣られた読者は尚更でしょう。しかし、その体験を経るからこそ、この場所での平穏な日常パートに、ある種の静謐な救いを見出すことができます。物語に散りばめられた奇妙な細部の理由や隠喩を解読するために、何度も読み返す価値のある作品です。
レビューで「不協和音」の手法に慣れ、作品に入りやすくなればと願う。あと、割烹(活動報告)も見ること。濃密、簡潔な世界観構築の宝庫。素晴らしい作品を感謝する。時間があれば海外の「同僚」の作品も見てほしい。