「庄内」を含む小説

【第一部：死告ノ赫イ糸】 ――それは最も脆く、最も強い、命を手繰る物語。 山形の地に伝わる口寄せ巫女の一族『オナカマ』。その末裔である青年・漆山紲は、心霊現象や都市伝説を相手取る…

芋煮――それは山形のソウル。 太郎は登山中に不思議と遭遇し、天女と古代人のコスプレイヤーと芋煮を作ることになる。 村山から来た天女、庄内から来た古代人――芋煮戦争の火蓋は…

　かつて、二本松には藩のために戦った少年たちがいた。 故郷を守らんと十四で戦いに臨み、生き延びた少年は、長じて何を学んだのか。二本松少年隊について、最後まで語ってくださった方の実…

絵を描くことが好きな女子中学生芳野宇美（よしのうみ）は周囲から理解が得られず、絵を描くことを禁じられてしまう。夢も希望も持つことができず鬱屈とした日々を過ごす中、庄内川にて不思議…

これまではエッセイの様なものばかり書いてきたが、76歳を超してから初めて小説っぽい物をかいてみようとおもった。 最初のほうは少々実際にあった事から始まるが、途中からは、こうあって…

「翠雨の水紋」後日譚。幕末期の江戸市中、討幕を狙う薩摩藩士や長州浪人が世情を窺う不穏な空気の中、江戸の町人たちから多大な信頼を寄せられた剣士集団があった。その名は新徴組。江戸に集…

ふとした一言から、漕艇部のボランティアの手伝いをすることになった史乃。クラスメイトのタカに、馬鹿にされたくない一心で……。 ※2008年頃の山形県酒田市を舞台にしています。 ※…

時は江戸時代後期。 幕末動乱もまだ始まっていない天保期。 会津藩校『日新館』一の秀才・大野冬馬は藩主の命により、親元を離れ、知己もいない江戸で出仕することになった。 冬馬が仕…

ゲームブックです。 以下、登場后 キャサリン【コメット】 自己主張が強く負けず嫌いで正義感が強い。けど、甘えん坊なところもある。 金髪ロングストレート。アメリカンサイズのグラ…

維新後に偶然に再会した元庄内藩士と幕臣の娘との悲恋の行方は・・・。

「べっぴんの伊勢参り・すっぴんの出羽三山。私がわたしに還る旅」という某航空会社のコピーそのままの出羽三山。 それを毎日眺めて暮らす鶴岡の町。 藤沢周平の小説で多くの背景に使われた…