「公爵令嬢 婚約破棄はしない」を含む小説

ある「悪役令嬢」が断罪の場に姿を現す・・・・・・だが、王子が悪役令嬢を糾弾するその直前、悪役令嬢が先に口を開いた。 「王子、貴方との婚約を破棄します！」 ――婚約破棄されて断…

　デハウバルズ王国の第三王子ハロルドは、鏡に向かって溜息を吐く。 　それもそのはず。ハロルドは、前世でやり込んだ恋愛スマホＲＰＧ『エンゲージ・ハザード」に登場する、主人公のライ…

キャッツランド王国第二王子・アレク・オーウェン・キャッツランドは、上級魔術師、第一級魔道具師のライセンスを持つ将来有望な銀髪美少年。 陰で銀糸のスパダリとあだ名されているが、「…

　公爵令嬢フェリシアは、8年に及ぶ婚約関係にあった王太子レイモンドから、ある日突然、前代未聞の「誠実な」婚約破棄を提示された。 彼にしなだれかかる令嬢も、身に覚えのない断罪とやら…

「何よ！　顔だけの男のくせに！」 「なんだと！　そういうお前は家柄だけの女だろうが！」 顔を合わせれば喧嘩腰。公爵令嬢ジュリエッタとその婚約者テオの仲は悪い。 しかし婚約破棄は…

「――フィリス・ベルラック公爵令嬢、君との婚約を……」 「はい」 「婚約破棄など、したくない！」 「…………え？」 女神の啓示で聖女が見つかったことにより、父である国王から、公…

田舎で野放図に気楽に育った公爵令嬢シャルロッテは、王太女マーガレットのメイドオブオナーの候補として訪れた王都で、侯爵令嬢の美貌のコーネリアとマーガレットの弟であるアンリ王子の婚約…

※小説家になろうにて連載版を開始しました ウィンダルスの国民は皆生まれた時に、この世界を作ったとされる五神である『獅子』『鷲』『蛇』『山椒魚』『鮫』のうちの一つの神の加護を受け…

「ラダベル・ラグナ・デ・ティオーレ。お前との婚約を破棄する」 　ティオーレ公爵家の令嬢であるラダベルは、婚約者である第二皇子アデルより婚約破棄を突きつけられる。アデルに恋をして…

特別な『名前のついている加護』を与えられた子爵の娘の私は、公爵令嬢の話し相手に選ばれる。 でも加護『ミニシアター』がどんなものか分かっている人はいなかった。 クロノヒョウさんの…

ネメシア公爵家長女のリラ・ネメシアはクロヴィス・ラシアン王太子殿下の婚約者である。 半獣族の王子様のクロヴィス殿下の婚約者に選ばれたのはリラが１０歳の時。 リラは半獣族ではないけ…

婚約者には初恋の人がいる。 王太子リエトの婚約者ベルティーナ＝アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従…

侯爵令嬢セラフィーナ＝サウスナには、幼馴染で婚約者でもある公爵家令息レミアム＝サンセットがいる。 だけど、第二王子で残念王子と呼ばれているユーリス＝ロッソと隣国へ留学して以来、私…

「マリア・ディートリヒ！ 　王太子の名のもとに、貴様との婚約を破棄す…」 「あ、はい、了承しました。 　願ってもないことでございます！」 　 　婚約していた王子から破棄を言い渡さ…

公爵令嬢の私フローラは、この国の王子であるジュリアス王子の婚約者だけど、王宮で暗殺に怯えながら過ごすなんて絶対に嫌！ 「そうだ！　悪女を演じて婚約破棄をしてもらおう！」 ………

公爵家の次男ニール・エルランドは、婚約者であるステラ・ヘルン公爵令嬢に婚約破棄を言い渡した。 その上でニールはステラにこう言った。 「僕は、婚約破棄なんてしたくない」と。

「婚約破棄をしてください」 子爵家令嬢ライラは、心地よい日差しと素敵な庭で婚約者である公爵家 跡継ぎであるアルベルトにそう告げた。 すべてにおいて完璧であるアルベルトは婚約者とし…

公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。 この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。 小説によるとエミリアは悪役令嬢…

婚約破棄されたので、遠慮なく政情不安定な国から逃げ出す話です。 スピンオフですが、単体でもお読みいただけます。 ※同コレクションの長編「千夜一夜ナゾガタリ」に以前含んでいた外伝…

伯爵令嬢・アマリアは妹に婚約者を寝取られ、ヤケで参加したパーティーで婚約破棄をしたいと見知らぬ人に愚痴を言ってしまう。しかしその相手は若き公爵で難なく婚約破棄を手伝い、今度はアマ…