概要
婚約破棄はしない──顔だけは、理想そのものだから。
「何よ! 顔だけの男のくせに!」
「なんだと! そういうお前は家柄だけの女だろうが!」
顔を合わせれば喧嘩腰。公爵令嬢ジュリエッタとその婚約者テオの仲は悪い。
しかし婚約破棄はしない。
テオの美貌はジュリエッタの好みそのものであり、テオは公爵家の後ろ盾がなんとしても欲しかったから。
あまりの美貌につっけんどんな態度になってしまうジュリエッタといつも不機嫌そうなジュリエッタに苛々するテオ。
いがみ合う婚約中の二人が結婚するまで。
ハッピーエンド。
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