「会津」を含む小説

箱根駅伝出場の夢をあきらめ、ユル～くてヌル～いキャンパスライフめざして上京した受験生『俺』。 なのに、気づいたら幕末の大名――よりにもよって日本史上最悪の貧乏クジ男・松平容保――…

時は江戸時代後期。 幕末動乱もまだ始まっていない天保期。 会津藩校『日新館』一の秀才・大野冬馬は藩主の命により、親元を離れ、知己もいない江戸で出仕することになった。 冬馬が仕…

江戸市中で秘密裏に誕生し、幼くして信濃高遠藩保科家へ。のち、異母兄に当たる三代将軍・家光に篤く遇された智将。＊本作は史実と伝えられる事柄以外は作者のフィクションでございます。久び…

時は天正１８年、東北最大の勢力を持つ「伊達家」と九州最強の勢力を持つ「島津家」、二つの武家の分家に当たる会津を治める「鬼龍家」の若き当主、『鬼龍 真斗』は家老『河上 源三郎』と共…

新選組隊士・斎藤一の生涯を、自分なりにもぐもぐ咀嚼して書きたかったお話。 ※史実を基にしたフィクションです。実在の人物、団体、事件とは関わりありません。 ※敢えて時代考証を無視し…

戊辰戦争、会津で今もなお名を残している白虎隊。 およそ16-17歳という少年たち、白虎隊のリーダー、篠田儀三郎とイマを生きる莉奈との切ない恋愛物語。

　「この空」シリーズ２作目です。生き物を慈しむ心優しき少年と、激動の時代を生きた人々の恋といのちの物語。

魏呉蜀の三国志の時代、魏の皇帝曹叡は倭国に探索に関する報告を聞いて激怒した。倭国の指導者、軍事力どころか位置、規模、距離に至るまで報告が不明確だったからだ。曹叡が詰問する中、使者…

プロになるのを諦めて、趣味で写真を撮っている魚谷克夫は、今年の桜は会津の鶴ヶ城で撮ることにした。桜を撮っていると、美人なのだが暗い顔をした女性が自分の写真を撮ってほしいと頼んでき…

会津藩って、どこ？

横浜から母の実家のある南会津に転居したものの、どこか町に馴染めず、再び外に出ようと考えている高校三年生の佐藤恵。 対して、生まれも育ちもこの町で酒蔵の息子でもあり、そんな彼女を心…

あいつは才能の塊だった。 会津稀一（あいずきいち）と根津深宙（ねづみそら）は、ライバルであり親友。けれど、稀一への嫉妬で深宙は思ってもいない事を言ってしまう。仲違いした二人の行く…

夫を失い、子を二度も失って、仏壇のまえで供養の経をあげるだけの毎日を送っていた信玄の娘――見性院のもとに、慶長十六年のある日、奇妙な依頼が舞い込んだ。それはなんと、家康の孫を預か…

　幕末。窮地に立った会津藩のため、精一杯戦った白虎隊士とひとりの少女の小さな恋の物語。 　大好きな人から託された初めての頼み事は、つらく悲しいものでした―――。

　会津若松市、春。高校三年生の酒井美緒は、片想いしている幼馴染みの自衛官・佐久間悠迅について考えながら登校していた。するといきなり頭上が暗くなり、見上げると巨大な腕のようなものが…

　慶応三年師走――、京・不動堂村に屯所を構える新選組に会津藩を通して、ある依頼が来る。 　依頼者は紀州藩士・三浦休太郎。 　命を狙わているため、守ってほしいという。 　斎藤一は、…

恋人だったサクラが死んで5年が過ぎた。 サクラを失い、屍のように生きていた安藤圭太。そんな圭太を慕い続ける芹沢絵恋（エレン）。 死んだサクラを想い続けることが真実の愛だと圭太は信…

福島県、会津地方に伝わる民謡『会津磐梯山』には、小原庄助という謎の人物が登場する。 これは、その由来である〝和尚憑き〟と呼ばれる怪談だ。

あまり知られていない話だが、福島県会津地方には七不思議がある。

少女はある日、従兄弟の元を訊ねていたーー。 この作品は以前投稿した短編『会津雪の推理観察』と同じ世界の話です。 ノベプラにも投稿しています。