「そして伝説へ KAC20241」を含む小説

「僕、運動神経はいいけど体力は全然ないんです」 「極端にもほどがあるぞ！」 　高校デビューで金髪に染め、繁華街でケンカを売られた三分一（さんぶ・はじめ）。正当防衛で相手を全員K…

都市伝説系の投稿に心血を注ぐ友人から、やばい都市伝説を見つけたと電話で呼び出される。 やれやれまたかと恋人宅に向かった私。さっきとは明らかに違う声色に違和感を覚えたが、３分後、す…

おっさん36歳にはやらなければならない事があった。それも超急ぎでだ。 差し迫った危機におっさんの手が激しくドラミングするかのように軌跡を紡ぎ出す。

かつて紅い蝶の異名で人間から恐れられた先祖を持つ一人のゴブリンの少女、バーボチカ。 彼女は一族代々里で薬屋を営んでいた。 そんな彼女と、治療を拒む一人の偏屈な老人は、ある奇跡を創…

　魔族と人間の争いが激化する中、勇者と呼ばれる者たちは、この辺境の村にはいなかった。 　戦火に焼かれ、多くの人が死ぬ。村の終わりを避けることも、もうできない。 　けれどその中に、…

愛した女のために、聖女としての地位を剥奪され処刑されるリィシア・アッシェン。 処刑の瞬間が迫るなか、彼女は一刻も早く――愛しいひとに、その言葉を伝えなければならない。

　国民健康維持法令により、従来の製法のカップラーメンが販売禁止になった時代。 　カップラーメンの天才開発者だったじっちゃんからの、手紙を見つけた。 　 　“坊よ！カップラーメ…

KAC2024第一回目、「〇〇には三分以内に～」のお題に則った掌編です。 女性が全裸で意味深なことを言うときは恐ろしい意図があるのかもしれないので気を付けたいものですね。

近未来の日本。ダンジョンが現れた。かつて存在したという伝説のアイスも現れた。

女は人を殺し、死体の髪の毛をバリカンで剃り、バレリーナのような格好で逆さに吊す。 いつも、三分以内に。 そうしなければならない理由が、女にはあった。 ※深夜の勢いで書いてます…

　高校生の『俺』に降りかかった災難の話。彼の乗った列車は果たして『ノアの方舟』だったのか？ 　そして大洪水による世界の終焉を回避することは出来るのか？ 　 　 　 　――とい…

あと３分で、ヤツが来る。 「私、メリーさん。あと３分で家に着くの」