「しみじみ」を含む小説

自分語りはみっともないけれど、伝えようとしなければ伝わらないことがあるので、悩ましいところです。伝えようとしても伝わらないことだってたくさんあるので、なかなかそ ううまくはいかな…

娘婿が失踪して明日で三年となる。 ひどい男だったからある意味、娘が解放されて三周年というめでたい日ともなる。 私と夫は時計を見ながらしみじみと会話をする。 ネタばれするので作…

しみじみと面白い。 趣味は料理。外食したものをキッチンで再現して細部を探るのが好き。 今まで世界中で食べてきた変なものを紹介しています。

作者と作品名を丸暗記するだけでなく、文学潮流の流れも同時に追うことで理解を深めようという試みです。受験生が読むことを想定して書いていますが、一年ほど寝かせて読んだボクが「へー、こ…

君と僕の秘密。君は僕を知らない。僕は君を知らない。そのスパイラルが描く苦くて甘いストーリー

文体診断ロゴーンさん、みんなもやってみそ！

Le cafe d'amour　愛の喫茶店 光子は数十年も老舗の喫茶店でウェイトレスとして働いている。 彼女がずっと思い続けている男性は、この店の常連として毎日通い続けていた…

心がほっこりしたりちょっと驚かされるような短編集です。

写真好きだった祖父が亡くなった。 思い出の暗室はワクワクする秘密基地か。それとも異空間。 高校生のマコトの目から見た、静かな喪の作業。 (2009年の作品を少し修正しました。修正…

恥ずかしさを恥ずかしさで上書きって、なかなかできないですね。羞恥で死にたくなります。 でも、一度恥かいてしまえば、二度も三度も同じになるのかもな、とも思います。 開き直れば、なん…

掃除夫のマーク少年が魔法遣いに振り回されながら、自分の街を助けてもらおうと奮闘する話です。 我ながら長い上に暗いと思うのですが、書かずにはいられませんでした。職場に上司に取り入っ…

２０年以上も前の事で、でも何年前だったか正確に思い出せないのだけれど、２月２５日という日にちだけしっかり憶えているのは、事情聴取に来た現地駐在の警察の方が生年月日を告げた時、 …

ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスの現世での出会いは、1853年。 ブラームスはお肌すべすべの20歳。シューマンは44歳で作曲家現役最後の日々を送っていました。 短い日々…

お盆に、黄泉の国から現世へ向かう老人とナス。ナスは老人を背に歩きながらしゃべるのだが、次第に彼らの間にある奇妙な縁が浮かび上がってくる。