注意事項。夜中には読まない方がいいです、太ります。世界各国のグルメネタ満載です。食事だけじゃなく、文化なども解説あり、旅行にはこれを持っていった方がいいですね。作者様の会社の人とのやりとりなども面白いです。わたしもこんな風に世界の料理を食べたいです。
いや、食べなかったら死んじゃうし。てな訳で何処にいようと、ともかくお食事である。このエッセイの良いところは兎にも角にも口ざわりの良さにある。割合ディープなお店とか過激なスチュエーションが多いのだが語り口はあくまで軽くアクはきっちり除去済。実際の体験談なので「へええ〜そーなの⁉︎」というポイントも多い。問題はやはり読んだらなんか食べたくなってしまう点だろう。
お仕事で世界中のいろいろを飛びまわった作者さんが、現地で食べたものを面白おかしく書いている食レポ集。美味しいというエッセイだけでなく、これはひどかったとか、現地の人との交流だとか、お酒の話だったりとか、多種多様な経験に基づくレポートが楽しめます。たまにお料理レシピが載っていたりするところも素敵です。
私も海外で色々食べたいなあ…
世界各地の食べ物、そしてたまにレシピ。実際に経験した人でないとわからない、世界の食文化エッセイです。国の文化と食事って、本当に密接に結びついているんですね。日本人向けにアレンジされた外国料理ではない、現地の人の本当の味は、そこに生きる人たちの、ありのままの生活を伝えてくれます。日本でも再現できるようにレシピを載せてくれているのが、うれしい。本当においしそう。テキサスのバーベキューサンド、これは作ってみたい、っていうか、いつかその店に行ってみたい!
現地の食事に触れたからこそ語れる、教科書には無い世界事情を、確かな語り口によって異文化に対する感想は述べられていますが、決して否定する事の無い文面は心地よく、また、同席される現地の方との交流風景も必見です。 本文のレシピに沿って、肉を焼く予定です。