「この世とあの世」を含む小説

他人から守護霊を奪える青年イズミと、大英霊と崇拝される義経。 三度の邂逅を経て、彼らは現世を守る戦いに身を投じ始める。 これは二人が、様々な守護霊や仲間と共に、正義か愛かを選択し…

帝都の外れ、霧と水路に抱かれた「花影町」。 旧華族の娘・珠乃は、ある夜、水辺で記憶を失った少女・柚羽を拾う。 彼女は“この世ならざる花嫁”――生と死、現と幻のあわいに咲く魂だ…

タクシー運転手として人生を歩んだ久美子は、コロナ禍で職を失い、孤独のうちに命を終える。目覚めた場所は「霊界タクシー」という死後の世界。永遠にタクシーを運転する業を背負った彼女に、…

ハロウィンの夜、「トリック・オア・トリート！」と町内を巡っていた小学生の兄妹・大空勇輝と澪。二人が薄暗い裏路地で出会ったのは、あまりにもリアルなゾンビだった。何かを探すように彷徨…

「人間って、何だろう？」 十六歳の少年ウツロは、山奥の隠れ里でそんなことばかり考えていた。 彼は親に捨てられ、同じ境遇・年齢の少年アクタとともに、殺し屋・似嵐鏡月（にがらし　…

　この世とあの世の間には、死者の魂が迷い込むダンジョンがある。そこにはダンジョンの治安を守るために領主がいた。そして領主の力は契約婚にて継がれていた。 　十数年前、片桐修は領主と…

この世とあの世の狭間に存在する異界【逢魔時商店街】。 そこで案内人を務める僕は、1人の女性を案内することになった。 彼女は何故、逢魔時商店街を訪れようと思ったのか。 段々と明らか…

夜のビルに現れる行き先不明のエレベータ。案内人の鵯宮ルカは、生と死のはざまの「心が中途半端な人々」を“運ぶ”仕事をしていた。ある日、現れた記憶喪失の美少女・ミコト。「私をどこへ連…

「おまえみたいな奴、かならず離縁してやるから」 東京の片隅、みどり深き山のふもとにその神社はあった。 神社の跡取りで、この世とあの世の境を守る「常野守」でもある高校生の少年・晴…

余命幾ばくも無い彼女に恋をした。ぼくは彼女が入院する病院の屋上から投身自殺をしようとしたが、その時。フェンス越しから現れた光り輝く天使が彼女が生き返る方法が一つだけあると唐突に言…

　ただのオカルトではつまらないので、蘊蓄や考察・見解などをいろいろぶち込みました。 理屈っぽいヒトには最高でしょうｗ 　一味違った怪奇話をどうぞ。

中年クズ警官と新人真面目警官が、あの世とこの世の間で起きる様々なトラブルに立ち向かう！

閻魔大王が倒された！？ そんな衝撃的な事件から、物語は始まる──。 不倫した父、自分を蔑ろにする母……複雑な家庭環境に嫌気がさし、家を出るために猛勉強に励む高校生、夢見 奏多…

この街には、古くから続く文具屋の片隅に小さな代筆屋がある。 代筆をするのは人間とあやかしの子ども・紺（コン）。 彼女が書く代筆した手紙は、 この世からあの世へ、あの世からこの世へ…

昼は冷静沈着な美容外科医、夜は霊能力を持つ診療医。 その二面性を持つ御船霧子の前に、次々と現れる異常な症例。 整形手術後の違和感、SNSの美容法が引き起こす怪異、そして母の死の…

どうやら僕は幽霊が見えるらしい 僕は恋をした、幽霊に。

この世の終わりに、神と悪魔の軍勢が果てしなく戦い、ついには神の軍勢は敗れ、地獄の闇の底で蠢く魑魅魍魎が千切れた兵士の死体をむさぼり喰らう夢を浮多郎は見た。 「浮さん、たいそうひど…

大都会・東京でうだつの上がらない毎日を送っていた早乙女純悟は、ある夜、この世の“影”に潜む怪異に襲われてしまう。 一時は死をも覚悟した純悟だったが、偶然その場に駆け付けた一人の女…

『影の境界線』――本編を知らなくても楽しめる、キャラの"素顔"や"裏側"を描いた短編集！主人公「新月丸蒼至」の穏やかな日常や、ネガティブで影のあるリックを主役にした物語や物怪たち…

如月響夜は魂を砕くと言われる拳を継承し、世の中の鬼と戦い、この世を守ろうとして……いない。 めんどくさいねん！