狐文具店、ここは世界一優しいあやかし代筆屋。 【完】
アラタ ヨーク
表紙
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この街には、古くから続く文具屋の片隅に小さな代筆屋がある。
誰でも携帯電話やメールで簡単に連絡が取れる時代に、
この代筆屋でなければ届けられない秘密の手紙があるそうだ。
代筆をするのは人間とあやかしの子ども・紺(コン)。
彼女が書く代筆した手紙は、
この世からあの世へ、あの世からこの世へ届けることが出来るという。
彼女だけが使うことを許された古い万年筆と藍色のインク。
送る相手に合わせて便箋を選び、綺麗な封筒に入れ、
時間を煮詰めて作った蝋で封をする。
もう会えない大切なあの人へ。
心の言葉よどうか届いて下さい。
人々は最後の想いを代筆屋の手紙に託す。
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街で有名なイケメンのあやかし・狐族の「オアゲ」と
狐族と人間の間に生まれた高校生の「紺(こん)」
人間でもない、あやかしでもない。
どちらの能力も中途半端な紺の成長恋物語。
文具好きにも楽しめる、あやかし好きにも楽しめる物語を書きました。
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『わが家は幽世の貸本屋さん』とのコラボ小説コンテスト参加中。
https://maho.jp/special/entry/contest-kashihonya_san
#和風あやかし
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