「おはじき」を含む小説

眺めるだけでいいじゃんって私だけが言っていいです。

友だちの好きな人と友だちと僕のお話。 ※『第一回きつね童貞文学大賞』に寄せて。（https://kakuyomu.jp/user_events/16817330662398372…

「ねぇ鳴亜梨ちゃん、なんか面白いことやってよ」 　わたしの提案に、鳴亜梨ちゃんは顎に手を当てながら言った。 「いいけど……小道具の使用はあり？」 「問題ないよ」 「そっか、ならい…

あなたはこの部隊唯一の『人間』だ。光の帯を曳いて戦う無人可変機『巡天機』を指揮して敵性体を撃滅せよ！ そんなゲームを想定したお話です。 Q：で、どんなゲームのつもりなのよ A：…

半年ぶりに再会した母は、おでこにあった、おはじきの様に丸くて、ぷっくりと膨らんだほくろを取っていた。忘れてしまった昔の私の話。

専業主婦の美里、女子大生の恵美、60歳一人暮らしの雅子。 それぞれ立場や生き方が違う三人の貧困とリアルに向き合うストーリー。

日本のある地方――全国一の巨大湖と共生する人々は、滑りの良い木枠の中で「おはじき」のように駒を指で弾き、くり抜かれた四隅の穴に入れるゲームを愛好していた。 『カロム』。遠い昔に…

「お地蔵さん」をモチーフにした、小さな子と母親の物語。 少しばかりの、ほわっとした時間をどうぞ。

♯ホラーゲーム　♯脱出 ●ストーリー 気がつくと、見知らぬ座敷に居た。畳の上にはおはじきや人形が散らばったままで、何処からかオルゴオルの音がする。一体、此処は何なのか。 ……

好きだった。 それでも別れる他なかった。 そんな傷心の泉の前に現れたのは、二階堂を抜けた幼馴染。 『お嬢さん』ではなくなった扱いに、失恋の痛手も消えかけたが…

私の青いおはじき。 その青さは、ほかのどの子が持っているものよりも、美しいはずで――

その村には子供が一人しかいません。 一人ぼっちの女の子は、いつも一人で遊んでいました。――

あの頃、体が弱かった私に付き合ってくれていた彼に 私はもう一度逢いたかった 懐かしいおはじきと共に、君の温もりが再び――――