青いおはじき

山南こはる

第1話

 幼稚園の頃、雨の日はおはじきで遊ぶというのが、その教室の女の子達の間では、ある種の決まり事になっていた。

 ルールは簡単。おはじきをばら撒いて、二つのおはじきの間に、指で線を引く。そして片方のおはじきを弾いて、線の向こうのもう一つのおはじきに当てる。当たった方のおはじきはもらえるが、二つ以上当たってしまったら、そのおはじきはもらえない。今思えば別に楽しくも何ともない遊びだが、当時はひどく熱中し、雨の日でなくとも、袋をひっくり返し、おはじきを床にばら撒いていた。


 亜理紗ありさちゃんという女の子がいた。

 彼女は可愛かった。目がクリクリしていて、小柄で、髪も絹みたいに滑らかで。あの当時から既に、私は彼女に憧れていた。否、嫉妬していた。

 私は今もだが、決して細工のいい方ではない。目は切れ長で、決して厚ぼったくはないが一重。中肉中背、小柄で可愛いという風では全くない。おまけに髪は硬くて癖が強く、女の子達が憧れるツインテールやポニーテールはついぞ一度もした事がなかった。

 母は私と違い、愛らしい亜理紗ちゃんをとても羨んだ。私も羨んだ。もちろん、可愛い亜理紗ちゃんを羨んだが、それ以上に、“私の母に、娘の私以上に愛してもらえる亜理紗ちゃん”を、羨み、妬んだのだと思う。

 そんな訳で、私は幼稚園の頃から既に、自己評価の低い子供になってしまっていた。ただ唯一、私が彼女に勝った点があるとするならば、持っていたおはじきの色だ。

 私はお手伝いをし、お小遣いを貯めて買ったおはじきを、何よりも大切にしていた。透き通った青や緑や黄色のおはじき。光を通すと、まるで宝石の様にキラキラ輝く。蛍光灯の光でも美しく輝くのだから、陽光の元では尚更そうだ。

 これは私の自慢だった。唯一の自慢だった。このおはじきの美しさに関して言えば、私よりも綺麗なものを持っている女の子は、誰一人としていなかった。そしてみんながみんな、私のおはじきを素敵と褒め、そして羨ましがった。

 もちろん、亜理紗ちゃんもその一人だった。

 でもある日、彼女は新しいおはじきを持ってきた。私のものよりも、もっと深い青をした、飴玉の様なおはじき。みんなそれを羨ましがった。悔しいが、私も羨ましかった。自分の持っていた青いおはじきの色味が、輝きが、急速に薄れていってしまった様な気がした。

 亜理紗ちゃんは言った。

「このおはじきね、おばあちゃんが買ってくれたの。たんじょうびプレゼントなんだよ」

 私がお手伝いをし、自分のお小遣いで買ったおはじき。それよりも美しく、より輝いているおはじきを、彼女は何の苦労もなしに買い与えられたのだ。


 亜理紗ちゃんとは家が近所で、当然、小学校も一緒だった。私は母に、彼女と比べられるのが嫌だったので、勉強もスポーツも芸術も、何でも熱心に取り組んだ。そしてそのどれも、亜理紗ちゃんよりいい成績を収めた。亜理紗ちゃんは亜理紗ちゃんで、おおらかで穏やかな両親の元、伸び伸びと過ごしていた。

 私が必死になって取り組んだ事も、亜理紗ちゃんは笑顔で同じ事をやった。成績はほぼ互角。だが亜理紗ちゃんは、顔も可愛いし、性格もいい。そして何より、両親に愛されている。

 小学生に上がる頃には、誰もおはじき遊びなんてやらなくなっていた。それでも私は家に帰るといつも引き出しの中から、おはじきを取り出して眺めた。青いおはじき。光にかざして覗き込むと、まるで世界中の全てが、青い色に埋まった様な、そんな錯覚さえ覚える。

 そして持っているおはじきを全て学習机の上に広げ、おはじきをパチン、パチンと指で弾く。誰のものよりも綺麗な色のおはじきを、たった一人で、弾き続ける。

 私が亜理紗ちゃんより優れている事なんて、この綺麗なおはじきを持っている事だけだった。でもあの日から、全て変わった。亜理紗ちゃんは今もなお、あの深い青のおはじきを持っているだろうか。

 私が彼女より優れている事なんて、何一つない。


 いくら家が近所だとはいえ、中学にもなると、私達はめっきり喋る機会を失った。

 私としては、それで幾らか息がしやすくなった。それでも母は、まるで呪詛の様に、亜理紗ちゃんと私を比べ続ける。

 細工のよくない私は、男子生徒からからかわれる事も多くなった。自分の顔は昔から嫌いだったが、この頃、ますます嫌いになったと思う。私は負けなかった。小学生の頃から続けてきた努力を、更に積み重ねた。やがて成績はクラスの、いいや、学年でトップを叩き出す事もあった。

 男子も女子も、もう、何も言わなかった。私には親しい友達がいない。今でもたった一人、家に帰っておはじきを眺め、それを弾いて遊んでいるだなんて、誰にも言えなかった。

 亜理紗ちゃんは違った。彼女はテニス部に入っていた。仲のいい友達に囲まれて、男の子とも仲良くなって。生まれついて可愛い子は違う。私は努力して、トップの成績を取り、からかってくる男子達を黙らせた。今まで何も与えられてこなかった。全て自分で勝ち取ってきた意地がある。その負けん気の強さが、女の子達のいじめから自分を守り、そしてたじろがせた。

 私は自分の青いおはじきを、いつも自分の力で手に入れてきた。亜理紗ちゃんとは違う。生まれつき持っていたものと、何の苦労もなしに与えられてきた彼女。彼女は誕生日プレゼントに、私よりも綺麗な色のおはじきをもらった。私は自分の努力で、おはじきを買うしかなかった。それも彼女のものよりも、数段劣った、あまり綺麗でない青色のものを。


 高校は別々の所に進学し、その後彼女がどういう進路を辿ったのか。つい最近まで知らなかった。

 私は地域で一番の進学校に行き、そこでもずっと真面目に勉強をこなした。次第に私を評価してくれる人が増えてきた。私の能力を、私の努力を。私の出した結果を、認めてくれる人がいた。思ったよりも、沢山いた。

 最初は戸惑った。私が持っているものは、青いおはじきだけで、それも亜理紗ちゃんより数段見劣りするものだけだったから。でも、私を亜理紗ちゃんと比べる人間は、もういなくなっていた。母ですら、もう彼女の話題を出さなくなったのだ。

 勉強、受験。そして今まで満足にして来なかった友達付き合い、あるいは恋。それらで忙しくなっていき、私は段々、机におはじきを広げる事も、あるいは光に透かして見る事もなくなっていた。

 それでも亜理紗ちゃんのおはじきの青さと、それを羨ましく思う気持ちだけは、いつまで経っても消えなかった。


 大学を出て、ある企業の総合職に受かり、そこで八年間、バリバリ働いた。朝は早く、夜は終電まで。それでも楽しかった。お金を貯めて、念願の美容整形もした。一重の目をパッチリ二重にして、ガタガタの歯並びも矯正した。私は努力で、可愛い顔を手に入れた。一時とはいえ、楽しい恋愛だって、手に入れた。

 努力して、結果を出せば、誰かが認めてくれるから。私が自分のおはじきの青さを認められなくても、誰かがそれを綺麗だと言ってくれるならば、それでいい。私は私自身の声を無視し続けた。実家に置いてきた引き出しの中、あの青いおはじきが上げている悲鳴を、私は最後まで無視し続けた。

 ハードワークと上司のパワハラでついに体をやられ、鬱になって退職したのは一ヶ月前の事だった。上京し、変わり果てた私の姿を見て驚いた母は、すぐに私を連れて帰った。ちょうど契約の更新が迫っていたのもあり、大学卒業後、八年も暮らしていたアパートを、私は即日、引き払った。

 何もやる気が起きなかった。何も食べない私に、母はいつも料理を作る。そして色々喋るのだ。やれ同級生の何々君が東京で出世したとか、やれ誰々さんが結婚した、とか。

 私は同級生、特に中学校の子達とは一切連絡を取っていなかった。だから彼らが今、何をしているのか、何も知らない。ただ、東京で仕事をしていても、時々ぼんやりと考える事があった。あの青いおはじきの亜理紗ちゃんは、今頃どうしているのだろうか、と。

 私の考えを読んだのだろうか。母は、

「そういえば昨日、亜理紗ちゃんと会ったのよ」

「え……?」

「近所に住んでいるとはいえ、会うのは久々だったねえ」

「亜理紗ちゃん、今、何やって……?」

 私と違って、何でも持っていた亜理紗ちゃん。何でも与えられていた亜理紗ちゃん。可愛い顔も、勉強もスポーツも、私が努力して勝ち得てきたものを、何一つ苦労せずに手に入れてきた、亜理紗ちゃん。

 母は言った。

「やあね、あんた知らないの? 亜理紗ちゃん、もうすぐお子さん生まれるのよ」

「……」

 私は手にしていたマグカップを取り落す。カップはフローリングの上で砕け、中身のコーヒーが飛び散った。

「何してるのよ? 全くもう、世話が焼けるんだから……」

 母はブツブツ文句を言いながら、コーヒーを拭き始める。

「亜理紗ちゃんはもう二人目生まれるっていうのに、何だってうちの娘は鬱病なんかに……」

 もう、十分だった。

 やっぱり亜理紗ちゃんは、また私よりも先に、青いおはじきを手に入れていたのだ。それも私がいつか手にするよりも、数段、美しい青いおはじきを。

 私は泣きながら部屋に戻り、閉じこもった。そして引き出しの中からおはじき袋を取り出し、中身を全部床にぶちまけた。

「……」

 カーペットの床に転がるおはじき。黄色、緑、そして青。そのどれもが、部屋に差し込む陽光を受け、キラキラと輝いている。歪な形がある。中に気泡が入ったのもある。輝きそのもの、あるいは透明度すらも、均一ではなかった。それでもどのおはじきも、一つ一つが美しかった。

 私は青いおはじきを一つ、指で摘み、光に透かした。子供の頃から何度もそうしてきた。大学を出て、八年ぶりに見たおはじきの色は、思ったよりも青く、透き通っていた。

 子供の頃、宝石の様だと思った感情はもう、ない。ただの扁平なガラス玉だという認識だけが残っている。それでも、この青に対する美しさは変わらなかった。青いおはじき。それでも亜理紗ちゃんが持っていたあのおはじきよりもずっと色褪せた、ただの青いおはじき。

「……」

 亜理紗ちゃん、ママになるんだ。

 目から次々に溢れてくる悔し涙を、私は一滴も止める事ができなかった。



 翌日の昼、フラフラと家を出たのは、家にいたくなかったからだ。一昨年、早くに結婚した弟が、まだ生まれて間もない子供を連れてくると言うので、早々に出掛ける事にした。母としても、鬱でおかしくなった娘にはいてもらいたくなかったに違いない。私は家族の中にも、居場所を見つけられなかった。否、最初からなかったのだ。実の娘よりも、ご近所の亜理紗ちゃんの方を褒めた時、もう私の中で母は、母と名乗る家政婦以外の、何者でもなくなってしまっていた。

 コンタクトも入れず、眼鏡を掛けるのも忘れて家を出た。持っているのはスマートフォンだけ。母と弟達が食事にでも出掛けたら、私は家に入る事ができなくなる。

「……」

 今日は土曜日。子供を連れた若い母親達が、向こうのベンチで数人、お喋りをしている。近くの砂場では、小さな子供が四人、遊んでいるのがぼんやりと見えた。

 公園になんかいたら、惨めになるだけなのは分かっていた。だが他に行くべき所もない私を受け入れてくれる所なんて、所詮、どこにもなかった。公園の端でひっそりと息をするホームレスの気持ちが、今なら少し、分かる気がした。

「……はぁ」

 近視と涙で滲んで、前がよく見えなかった。ただ見えるのは、青い空だけ。空は気持ちのいいくらい晴れている。空には私の心なんて関係ない。世界には私の心なんて、何一つ関係ない。

「あれ?」

 近くで声が聞こえた。聞き覚えのある声。振り返るが、涙で歪んだ視界に入った人影を、私はよく認識できなかった。

 小柄な女性だった。ベビーカーを押しており、子供が一人、座っている。多分、男の子だろう。目を凝らせば、彼女が身籠っている事が何となく分かる。

「……――ちゃん?」

 幼い頃から変わらない声。誕生日プレゼントに買ってもらった青いおはじきを、誇らしげに自慢していた、あの少女の声。

「亜理紗……、ちゃん?」

 そう問い返した私の声は、微かに震えていた。


「そっか……」

 私の隣に腰掛けた亜理紗ちゃんは、空を見上げて呟いた。

 彼女は私が訊いていないのに、自分の近況をよく喋った。彼女が結婚したのは中学時代の同級生で、私も知っている男の子だった。

 そして数ヶ月後、第二子が生まれる。彼女は自分の両親や義両親、そして夫にも支えられ、母親としての役割を、謳歌している様に見えた。

 奉公した職場に捨てられ、家族からも詰られていて。あまつさえ鬱病にまでなっている私とは、えらい違いだった。

 今の私の事を聞きたがる亜理紗ちゃんに、私は正直に現状を語った。毒を含み、棘を持ったその現実を。私が今、苦しんでいる地獄。その一端でも彼女に見せたくて、あるいは彼女の持っていた青いおはじきの色を、少しでも濁ったものにしてやりたくて、私はただ一心に、私を取り巻く地獄について話した。

 彼女の息子は、ベビーカーの中ですやすや眠っている。彼女によく似て愛らしい事は、眼鏡がなくても、よく分かった。

 亜理紗ちゃんは言った。

「大変、だったね」

「……うん」

 悪態ならいくらでも吐けた。皮肉だっていくらでも言えた。でも亜理紗ちゃんの声は、不思議と、スッと心に入り込み、そして染み渡った。

 私は何も言えなかった。彼女の方を見ると、彼女は空を見上げたままだった。

「私ね」

 そう口にする彼女の声は、子供の頃と何ら変わりはない様に聞こえた。

「私、子供の頃からずっと、――ちゃんの事、羨ましかったんだ」

「……え?」

 私はその言葉に、耳を疑った。誰が、誰を羨ましいって?

 驚いて、彼女を見つめた。視界を滲ませていた涙はとうに乾いている。今は隣の彼女の顔が、微笑んだのすら見分ける事ができた。

「今、なんて……?」

「だから、私ずっと、――ちゃんの事、羨ましかったの」

 彼女は足をブラブラさせながら、自分の爪先を見つめる。そんな所も、子供の頃から何も変わっていない。

「――ちゃん、青いおはじき持ってたよね?」

 青いおはじき。私がずっと、大事にしてきた青いおはじき。

「子供の時、あれ、すっごく羨ましかった。だからおばあちゃんに買ってもらったの。――ちゃんの持っているのみたいに、綺麗な青いおはじき」

 私は知らなかった。今の今まで。亜理紗ちゃんの青いおはじきは、私の真似をしていたのだという事を。

 私が相槌すら打てないのに、彼女は続ける。

「それだけじゃないよ。――ちゃんはすごかったもん。スポーツも勉強も。私だって頑張ったけど、――ちゃんには一度も勝てなかった」

 私は亜理紗ちゃんの言葉が信じられずに、震える視線で彼女を見た。彼女もそれに気付いて、私を見つめる。その目は決して、嘘を言っていなかった。

 ずっと知らなかった。いいや、認められなかったのだ。彼女が努力しているだなんて。私はずっと、可愛い亜理紗ちゃんを必要としていたのだ。可愛い亜理紗ちゃん。私と違って何でも持っていて、そして与えられる、ずるい亜理紗ちゃん。彼女に悪役になってもらわなければ、私は自分自身すら、満足に支えられなかった。

「――ちゃん、子供の頃、いつも“おはじきやろう”って、言ってくれたよね」

「そう……だっけ?」

「そうだよ」

 あの頃、雨の日はいつも、女の子達はおはじきをして遊んでいた。私もその内の一人でしかなかった。ただ、お手伝いをしてお小遣いを貯めて、人より綺麗な青いおはじきを持っていた、それだけの女の子でしかなかった。

 亜理紗ちゃんは笑って言う。

「私、あの頃、みんなの輪に入っていくの、すごく苦手だったの。他の子達も、私の事、あんまり好きじゃなかったと思う。

 でもね、――ちゃんだけは違ったよ。いつも一人ぼっちの私に、“一緒におはじきやろう”て、そう言ってくれたよ」

「……」

 記憶になかった。亜理紗ちゃんが、人の輪に入るのが苦手だった事も、いつも一人ぼっちだった事も。でも、声を掛けたのは覚えている。“亜理紗ちゃんも、おはじきやろう”。あの頃、私は義務でも何でもなく、彼女に声を掛けた。一人ぼっちで可哀そうとか、そんな事、多分、何一つも考えなかった。

 ただ、彼女とおはじきがしたかった。多分、それだけだった。

「私、だから、いつも――ちゃんみたいになりたかった。すごい頑張り屋で、優しい――ちゃんみたいに、私もなりたいって、そう思ってたの」

「……!」

 その一言で、私の心の中の、何かが変わった。崩れ掛けていた建物が崩れ、その中から新しい花の芽が、陽光を受けて輝いたみたいに。

「……亜理紗ちゃん」

「なあに?」

 もう私達は大人なのだ。何もかも変わってしまった。また昔みたいに、おはじきやろうと、気軽に言う事はもう、できなくなってしまった。

 それでも、

「今度、……暇な時でいいから。……お茶でも、しない?」

 また声が震えた。昔と変わってしまった私の事を、彼女は軽蔑するかも知れない。私のどす黒い中身を見て、怯えるかも知れない。それでも幼稚園の頃みたいに、立場だとか関係だとか体面だとか、そんなものを全て忘れて。青いおはじきの透き通った光を、美しいと信じていたあの頃みたいに、もう一度彼女と、話をしたい。私の価値を、私以上に見つけて、認めてくれた彼女と。ずっと私の青いおはじきを、美しいと信じてくれていた彼女と、もう一度、話をしたい。

 亜理紗ちゃんは笑みを一杯に浮かべて、

「うん!」

 と、力強く頷いてくれた。



“亜理紗ちゃん、おはじきやろう!”

“うんっ!”


 どうやら私の持っていたおはじきは、私が思っていた以上に青いものだったらしい。

 その青さを、美しさを、私が本当に、心の底から認められる様になる、その日まで。


 私はその青いおはじきを、捨ててはいけない。

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青いおはじき 山南こはる @kuonkazami

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