「あたたか」を含む小説

俳句・季節の二十句

　親の再婚によって姉妹となった姉の陽菜と妹の美優。初めは相手にされなかった陽菜だが、あるきっかけから妹との距離が近くなり…。 　これは妹がぐいぐい行く姉妹百合のお話。 ―――…

書き連ねてきた雑多な詩をつらつらと置いておきます。 少しでも、読んでいただいた方に共感してもらえたり、元気が出るような言葉をお届けできればとおもいます(*^-^*) あんまり難…

あたたかな春の午後 新居はぬくぬく日当たりが良く リビングの床に寝そべる　 満ち足りた飼い猫一匹

冷たいカフェラテは、優しさの味がした。これが、彼女の精一杯だっただろうか。

短編集です。 特に各話繋がりがある訳ではありません。お好きな話からどうぞ。 不定期で更新していくつもりです。 【各話更新記録/予定】 2021.03.15　幽霊の話 2021.…

1000文字以内の短編 片恋の百合です ハッピーエンドではありません

二十二世紀。感情生成AIが普及し、常に安定した情緒でいることが可能になった。そんな世界で今なお伝統工芸品に求められている、「人間のあたたかみ」。人形職人はそれを求める人々に応えん…

下層〈ロウレイヤー〉で暮らす少年、レイ・フロスト。 貧しい境遇の中でも、彼が秘める氷の魔力は“絶対零度”と呼ばれるほど規格外――そのせいで周囲から敬遠されていた。 けれど、奨学生…

俺の名はハク。 背に受けるのは、巫女様の冷えきった指と、あたたかな願い。 ひとなれど半狼(はんろう)、フワフワの毛皮はその癒やしになってるらしい。 ……ま、俺は“守り手”だ。モフ…

カーバンクルのメランとその飼い主の歩夢。 一匹と一人の奇妙であたたかな日常です。 一話につき300～400文字程度なのでさくさく読めると思います。

二十六歳の会社員・大汐真帆は、二年前に父を亡くして天涯孤独の身。学生時代から付き合っていた彼氏とは、少し前にひどい別れ方をした。 恋愛するのはうんざりだけど、家族が欲しい――そう…

　まわりから『王子』と呼ばれている女子高生のマコトは、黄色い視線のわずらわしさから度々授業をサボるようになっていた。そんな中、立ち寄ったいつもの日常のスキマで男子たちの憧れの女子…

エドヴァルドの家では毎年祖母が手編みのマフラーやセーターを編んでくれるのが定番だった。 しかし、祖母が亡くなってからはその文化が消えてしまった。 寂しく思っていたエドヴァルドだっ…

くれはさまのアドヴェント・カレンダー企画に参加しています。 コンテスト作品とは無関係の、シリアス・ハイファンタジー、シレア国スピンオフです。初めましての方も雰囲気を楽しんでいただ…

クリスマスイブの日、誕生日でもある少年はあたたかなごちそうや祝ってくれる人々の中で幸せそうにしていた。そして幸せを噛み締め、あたたかな気持ちでいる中、少年は眠気を感じ始める。

切ない物語ですが、直接的な残酷描写はありません 『いたいけなほしくず』第一章：セプティマとポステマ 遠い未来の荒廃した世界――。 僅かに残った人類と、その守護者たちが紡ぐ、小さ…

作者の独白体のエッセイです。内容は、たいへん暗く、絶望的です。苦くて、渋いお酒や、コーヒーのようです。未成年の方は、お読みにならない方がいい。自己肯定感の時代とは真逆のエッセイで…

手書きの文字が あなたを癒すとき