「あしあと」を含む小説

霊感がまったくない僕と、強い霊感を持つ妻。 先代猫ロスに陥っていた僕たちは、とある動物病院から一匹の保護猫を譲り受けた。 僕と妻と一匹と……の暮らしを、少し切り取りました。

これは創作です。 実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。 本当に、実際に起きた話ではございません。 なので、安心して読むこ…

女子高校生二人が自宅で勉強をする話です。 「文学フリマ東京41」（2025年11月23日開催）で清香舎様のキカン誌『霞と息』にシスターフッド作品を寄稿しておりまして、私はいつも…

夏場ともなると梅雨でなくとも意外と見るのがカタツムリ 学生時代、割りと田舎に住んでいた自分はコイツらを結構な頻度で見かけました 突き出た目を左右に振りつつ、ゆっくりゆっくりとコン…

どうにもこうにも僕の昔の話ってのは思い出にしても他言できない、つまりコンプライアンスはもちろん、しっかり法にも触れていて話せない物ばかりなのだ。 生まれつき(？)ヤクザの息子が…

動物が語りかけてくる。その内容を考えても、思い浮かんだ答えは人間の想像の範疇でしかない。 それは動物に投影した自分への言葉。

　まっさらな雪原に足跡を残すとき、わたしは言いようのない罪悪感を覚える。お気に入りのスカート、ととのえた髪の毛。彼女にねだられたはじめてのキスから、わたしは逃げ出した。揺れるわた…

これは彼が彼女と出会い、様々な出来事や思い出を紡ぎ、そんなあしあとを辿っていくお話。 ・結城 蒼空(ゆうき そら) 大学の医学部1年。 ・悠月 詩音(ゆづき しおん) 蒼空と…

常に変わり続けてしまう虹の濁流のような日々の中、落ち葉につけた足跡が風に吹かれて無くならないよう蹲って風を遮っている。

コピー&ペースト症候群。 幼少時代をAIに育てられた主人公アイはそれが原因で感情を失ってしまった。 ある朝、娘のマルがいないことに気がついたアイは失いかけのマルとの思い出を頼りに…

奏と翔は、ある日大好きな祖母が、病気になったと知らされる。 「もう会いに行ってはいけない」 という母に、頼んで祖母に会いに行くが……。 おばあちゃん子な弟、翔を見守る姉の奏の…

愛する人と、手を取り合って生きていきたい。 二人で夢を叶えたい。 苦労してきた君に、楽をさせてあげたい。 そう思い続けていた、男の結末は……

これは、フィクションかノンフィクションか。 読んでみちゃった方は何をおもうか感じるか。 これはわたしの物語。 これはわたしのせかい。

結婚して1年目の若夫婦。堕胎歴があります。雪の朝、遠くの雪の丘に鶴が舞いおりてきました。 翌朝、夫は妻が寝ていないことに気づきます。雪の降りつもった田んぼに妻のあしあとをみつけま…

大学生グループが泊まるロッジで、１人また１人と、死んで行く。

ひとりぼっちになったリアンは、母の昔馴染みの魔女レイランと暮らすことに。魔法が廃れつつある世界で魔女修行の師弟関係を結んだふたりの、魔法を使ったり使わなかったりする毎日のお話。 …

600字同題異話！11月号！7話完結！ SFちっく。一家ではなく一人に一台ロボットの時代。 ああああ

俺は料理や調理器具に触れるとレシピを読み取れるという妙な異能を持っている。ある夜、俺は繁華街で出会った綺麗な娘から昔、洋食店で食べたある料理の再現を依頼される。 だがそれは、店は…