「地蔵がたり」を含む小説

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百九十四。

　ひょんなことから、世にも珍しい『タマ袋をお股にぶら下げたお地蔵さま』に顔面を打ち付けてしまった女子高生のナナ。 　そんな主人公が再び目を覚ました場所は、なんと太平洋戦争直前のと…

岩手県の民間伝承「さるじぞう」を現代的な新しい解釈を混じえて表現してみました。

最近、テレビではハロウィンと言いつつ、おかしな格好をしている。スーパーへ行けば、おかしなカボチャやお化け、コウモリで飾り付けをしてある。昔はこんな物なかった。一体全体、ハロウィン…

「赫映姫」は「かぐやひめ」と読みます。賽の河原のお話と、かぐや姫のお話を合体させまして。七五調で書いておりますので、リズムもお楽しみください。 自主企画『童話パロディー集』（h…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百七。

時は、戦国・・・ 幼馴染の弥助・太一・茂作の３人は、山賊に遭い、命を落とした。 不憫に思った村人が建立した石仏に、３人の魂は宿り・・・ 異世界・召喚・転移 etc… 元々、フ…

クトゥルフ神話TRPGのリプレイを基にした小説、第一弾です。 千堂要は冴えないアラサー教師。頭は切れるが度胸がなく、音楽を愛するが本番に弱い彼は、どちらの道でも一流になれず私立高…

海を臨む岬の突端に佇む首切地蔵に伝わる、ある言い伝え……お地蔵さんの首から上を取って、岬の崖の上から海に投げ入れると、願いが叶う。 願いを掛ける人々によって、今夜もお地蔵さまの頭…

地蔵さんと僕。 童話。一話完結。

只今無職真っ只中‼ 親との折り合いが悪く頼ることもできず、 人付き合いも苦手でぼっちな主人公。 ラノベが唯一の楽しみだった... 神様を信じていなかったが、ラノベを読みはじ…

３話から4話程度で終わる短編です。 この話は拙作「病室の窓から」に挿入した創作民話を加筆訂正したものです。

世界との繋がりを失い、痛みや罪悪感さえも失った、彷徨う死人が悪鬼へと変わる物語。 平凡な男が、ほんの少しの切っ掛けで変貌し、怪異へと育っていく。 それでも変わらぬ人の世の営みに、…

宇田さんという知り合いから聞いた話。 彼が住んでいた町にはお地蔵様がたくさんあって、幽霊屋敷があったそうだ。

二時間半で提示されたお題を使って短編を仕上げようという外部企画『にごたん』。 そこで生み出された物語に加筆修正を加えたものを、こちらで公開させて頂こうと思います。 それぞれ独立し…

お地蔵さんに願って異世界に飛ばされてきた天涯孤独の有理は、飛ばされた先でなぜか王・バルドの愛妾として城に迎え入れられることに！　戸惑う有理をバルドは溺愛。隙あらばスキンシップを求…

大学の学食でふと話題に出た、ありきたりな都市伝説。 そこへ行ってみることにしたのは単なる乗りと好奇心。 僕たちは軽い気持ちで重い場所へと入り込んだ。 日常と非日常はいつも隣り合…

ある日突然、警察に逮捕されたお地蔵様。 子供たちの命を奪おうとした容疑がかけられてしまったのです。 そして、お地蔵様が有罪か無罪か、裁判が行われる事態に。 一体何がどうなったの…