「異形もの」を含む小説

ウチカドココネはどこにでもいるＪＫである。 ある夜のこと、帰宅途中に襲ってきたのは不気味な怪物だった。 『とても…いい夜でスネ？』 寒気と吐き気をもよおすような声音、そして不可解…

今日は何月何日だろう。何気なく点けたテレビから聞こえてきたのは『8月136日』という音声だった。目の前に突然現れた少女。異形の生物。階層世界。世界を救う為に、俺は戦いに身を投じる。

『家族』として、同じ家に住むソラ達は、社会不適合の異形の持ち主。 そんな、『家族』達の過去も現在も未来も、全部織り混ぜて幸せな、明るい未来を！

　平家に親を殺され憎む少女・八重は、幼い頃に天狗になると言い残して姿を消した兄を探している。 　兄を探す道中で出会ったのは、人嫌いの異形・千瞑（ちめい）と、人好きな龍・白淳（びゃ…

祖母が大事にしていた駄菓子屋を継ぐために、祖母の住んでいた街にやってきたあなた。 独特な雰囲気を懐かしむあなたの前に現れたのは、なんと言葉を話す犬だった…… 祖母に仕えていたとい…

　よく見る明晰夢の中で、「私」は鹿の頭となり、同じ趣味の仲間たちと一緒に他人の夢を覗き見る。 　カクヨムコンの短編部門に参加中です。 　拙作の短編集『日常キリトリ線』にも収録さ…

浮世を離れた山奥で、ひとり静かに暮らす少女メル・アイヴィー。 ある日、ビルギィと名乗る変わり者の青年が、彼女のもとを訪れる。その目的は、メルにまつわる奇妙な噂の真相を確かめ、あわ…

未来を予言し、仕える王族に必ず高運をもたらす『東渡りのジグ人』。 同時にその力は悪魔との契約で得たと言われ、人ならぬ身として忌まれた。 異世界でリョウは『東渡りのジグ人』となり、…

異形や亜人が住まう世界、『幻楼(ｹﾞﾝﾛｳ)』。霧に囲まれたこの街は、時折人間を誘い込む。 これは、ある少女が幻楼で見た不思議な祭りのお話。

人ならざる異形、「鬼」の跳梁跋扈する世界。 どこにでもある農村に暮らす少年、仙兵衛（せんべえ）は、人でありながら鬼の力を持つ「憑鬼人」（つきびと）だったことを周囲に知られ、生…

高層の建物が無秩序にひしめく街「我楽多街」。 この糞みたいな世界には、糞みたいな奴等がひしめいている。 違法ミントを売り捌く「大隊」に、全てを狂わせた元凶である「魔法」を信…

ヒトがヒトの姿を保って大人になれなくなった、どこかの世界。 成長により異形化し、言葉が話せなくなった友人たち。 そんな世界でヒトの姿のまま成長した一人の少女、メル・アイヴィーは…

神により青の隕石が地球に降り注ぎその細かな破片が空気中に舞い散る。 その破片を吸い込んだ者は異形になり人々を襲う。 逆に異能の力が目覚めた人は異形と戦い生き続けるのだった。 そん…

　その日、1973年のある日。空から降りてきたのは神の祝福などではなく、終わりのない戦いをもたらす招かれざる来訪者だった。 　現れた地球外の不明生命体、"幻魔"と名付けられた異形…

　秋田の男鹿半島に古くから伝わる伝統行事、ナマハゲ。 　鬼の仮面かぶり、藁ミノを纏い、右手には包丁、左手には首桶という――異形の来訪神。ナマハゲは大晦日の晩、各家を巡って泣く子を…

神により黒の雪が町中に降り注ぎそれを浴びたものは異形となり人々を襲う。逆に異能の力に目覚め異形と戦い生き続けるのだった。 そんな記憶がない１人の少年と１人の少女と少女に力を与える…

神により赤の月が地球をおおい尽くし世界の風景は真っ赤に染まる。 その光を浴びた者は異形になり人々を襲う。 逆に異能の力に目覚め異形と戦い生き続ける。 そんな中一人の少年が２人の少…

小説とゲームでは適切な表現が違う。わかっちゃいるけど削った部分も愛着あるので、ここにお蔵出しします。巻末にスクリプトファイルや、企画書や設定資料なども公開します。 これはノベル…

《最後の審判》―― 後の世においてそう名付けられた、強大な力の暴走。 広大な大陸の全土を巻き込んで起こったその爆発は、大陸東部に領土を拡げる《トランシールズ王国》の僅かな領土のみ…

タケシの兄はさらわれる。 幽霊、都市伝説、宇宙人… そんな兄と異形たちとのギャグホラー短編集。