「ハッピーエンド」を含む小説

日本では古来から、身のまわりのいろいろな物に神様が宿ると信じられてきました。本当にそうだとしたら宿っている神様って人間にとってどんな存在なのか、ありがたい存在、いや案外意地悪な存…

腐れ縁を拗らせている幼馴染のふたり。はるばる他県のスキー場に臨んだのに、雪山は突然吹雪になって…。 明るい1000文字短編です。 ※「小説家になろう」様に同タイトルを掲載してい…

――あちらの世とこちらの世。 神様に使える猫の神使たちを纏める猫王、三条国芳に気に入られたのは少し人生にくたびれていた人の子、犬飼すず子(30)。 猫を吸うはずの人間が逆に猫に吸…

「お前との婚約は破棄させてもらう。卑しき女サラよ、その醜い火傷跡の残る乳房を早くしまって、どこへなりと出ていくがいい」――男爵閣下に豪奢な邸から追い払われ、夜の街路へとさまよい出…

呪いによって、生まれつきカエルの見た目な王子の俺。結婚なんてあきらめて城でのんびり生きてきましたが、なぜか聖女さんが嫁いでくることになり……。いやあ、マジあせるケロね。

空を見上げればお星さまはキラキラと、 昼でも夜でもお星さまはキラキラと、 輝きながら人間たちを見守っているのです。

自主企画【お題でカクコン挑戦企画②】のお題に沿って作成した物語です。 子供のころから大切にしていたサンタのぬいぐるみが、高校一年生となった主人公の恋愛成就のために動き出す。

ある日、不遇な異母兄が虐げられる理由を考えていたら―――― この世界が鬼畜ヤンデレスキーな腐女子ご用達の、ほぼほぼハッピーエンドの無い、メリバ、バッドエンド、デッドエンドの散り…

公爵令嬢であるエリーネは義母と義姉に虐げられる日々を過ごしている。 ある日義姉が皇太子妃候補になって···

オーガスタの婚約者が王女のことを優先するようになったのは――彼女の近衛騎士になってからだった。 婚約者はオーガスタとの約束を、王女の護衛を口実に何度も破った。美しい王女に付きっき…

歴代最強と謳われるシュテルンは、魔力量、魔法の素質、剣術までも異質といわれるほど洗練されていた。 さらに、漆黒に艶めく短髪と紫水晶の瞳で、容姿端麗さも併せ持っていて、非の打ち所…

老舗のカフェを引き継いだ莉子。 一緒に頑張りたいと言った同級生の雄一。 それなのに、雄一のモラハラと、まさかの裏切り―― 「うち、来ますか？」 救ってくれたのはカフェの常連客…

もちろん、言野原 進の住む世界に異能なんてものは存在しなかった。 そんな世界なわけだから街中に、突然ダンジョンが出現したりしないし、異世界帰りのチート能力者でもない。 そのはず…

子どものころ、国王のパレードを見て騎士に憧れを抱いていた。 私は自分も騎士になりたいと、騎士団の訓練をたびたび、こっそり見に行っていた。 その時に、私が助けたことがある騎士見習い…

僕は野草料理を食べるために魔法を覚えただけなんだけどなぁ。大魔導師にスカウトされるし、騎士さんはヒモニートと化すし。まあ、野草食べてってよ。

自身の婚約者と駆け落ちした妹の代わりに後宮に入ることとなったセナは、北部の少数民族の出身であった。腕っぷしだけはたつセナは後宮でも腕っぷしを武器に乗り切ろうとするのだが……！？後…

十二歳の時からずっと片想いをしていた三歳年上の騎士コルンと念願の婚約を結んだアリーチェ。 しかし私たちの間には少々甘さが足りないのではないかしら！？ 好きで好きで堪らないコルン…

主人公はある日の事、会社へ向かう車内の中で 高校時代に好きだった人の事を思い出し、 久しぶりに連絡を取ってみようと試みた矢先、 普段何気なく利用する通勤路の終点に 待ち構えて…

「婚約破棄だ！」 　第一王子イーディスの婚約者であるフォルティナ・ウェスティアン公爵令嬢は、彼の十八歳の誕生日を祝うパーティで突然婚約破棄を突きつけられた。 　彼の腕の中にはか弱…

王国の最強魔導師であるヴァレリス。 彼はひょんなことから片想いしていたファーニャに交際を申し込み、あっさり頷かれて幸せな毎日を手に入れる。しかし唯我独尊のわりに事情があって自信の…