「短編」を含む小説

現実世界では冴えないモブ男子で何も良いことがなかった高砂亮太。ふと目を覚めるとそこは見慣れぬ空間で目の前には神々しさを秘めた謎の人物が佇んであり亮太にチートスキルを付与すると告げ…

「わたし、ヒナマツリがほしい」妹のアオは前触れもなく、突然そう言った。 むか〜し東の方にあった国の古い風習だったらしい「ヒナマツリ」は、お金持ちの娯楽として親しまれているような、…

ここは雪に閉ざされた森の中の洋館。 ここで普通の中学生のミライと、旅の魔女がティータイムを繰り広げていた。 ティータイムのおともは美味しいお茶とお菓子と、そして旅の話。 ミライは…

来月から中学一年生になる芽花（チハル）は、たいして楽しくもないひなまつりの準備を、夕方になってから始めるお父さんとお母さんにあきれていた。リビングから逃げてきた芽花が手に取ったの…

『沙織の日々』の新作です。 （https://kakuyomu.jp/works/1177354054886128130） KAC2025に参加するために独立して載せました。 …

　題名通り、「怪鳥」にまつわる三題の掌篇集。 　短編を書く前の、原案としてのスケッチ的な素描を兼ねています。 　正統派の怪談小説を目指しました。美少年、美青年の現れる怪談が好きで…

みなさまは、ひな祭りの時に、よく聞くあの歌には、ある秘密があることを知ってますでしょうか？ 　信じるか、信じないかは、あなた次第。 　 ※注意　この話はフィクションです。

　無趣味のアラフォー男・南森義武は、自分の誕生日当日、残業のせいで深夜に帰宅した。帰宅後、点けっ放しにしていたテレビから流れてきたアニメのオープニングに、義武は強い衝撃を受け、そ…

30代の詩織は、推しアイドルとコラボするスイーツカフェにSNSで知り合った顔も知らない推し友達と行くことに。しかしそこに現れたのは、思いもよらぬ人物で――！？

1988年、売春産業で成り立つ島に借金という鎖で繋がれている私たちは、置屋から徒歩五分のタミヤ軒のラーメンが好きだった。 ※KAC2024参加作品。フィクションです。 2024…

俺はごく普通の高校生。 だけど付き合っているのは幼馴染で学校のアイドル・紗季だ。まさに夢みたいな毎日を過ごしていた……はずだった。 ある日、親友の秀一が「どうしても言わなきゃい…

一万五千年後、ある学者が恋人のために、かつて存在したひな祭りという祭事を再現しようとしていた。 手がかりとなるのは、ぼろぼろにかすれた歌のみ。 はたして正しく再現して恋人を喜ばす…

子どもの頃におばあちゃんの家に行った話。 意味怖が書きたくなったので。

筆者は"多分"アイドル好きだと思う。 「え、多分ってなんで？」と言われると、それは……。 「オタク」と「ファン」の間を揺れ動く、季節性渡り鳥的存在の筆者の自問自答エッセイ！

我々はある日突然空から降ってきたエイリアンにより、人口の八割が死亡。星を追い出されてしまった…。 それから数十年後。ようやく戦争に勝利し故郷を取り戻した。

　もちろん2025年も帝王様がKACに降臨や！！Ψ(｀∀´)Ψ 　最初は900文字ぴったり賞狙いをいきなりいくで！(*´д｀*) (いつも使っていた端末が調子よろしくないので、詳…

『告白ゲーム』 陰キャな僕に自分たちの誰かに告白させる、そんな頭の悪いゲーム。 そんなゲームをし始めたのは3人の可愛い女子。 クラス委員長で清楚系美少女の櫻井春奈。 陸上部…

古い神社や史跡を巡るのが好きな私は、有休を使って一人旅を楽しんでいた。千葉県の香取神宮と、茨城県の鹿島神宮を参拝した後で、大甕神社へと向かった。 【KAC20251：ひなまつり】…

震災で離れた町、離れた彼。 再会は夕暮れ。 魔法のiらんど　ショートストーリーコンテストに応募です。

魔王を倒し世界を救った勇者は、用済みとばかりに守った筈の人々に嵌められて自ら命を絶った。 残された勇者の仲間が、『勇者が死んだその先』を見届けるための最期の旅のおはなし。 ※…