「七夕」を含む小説

大きな賞の最終に残った作品のリライトです。ちなみに、最終に残ったことがきっかけで、別の出版社からデビューできました。 小悪党、京の目明し陶次の物語 幕末の京を舞台にした、哀…

７月８日、七夕の次の日。 体育館に生徒が集められている。 「シグナルっていうのを……、そういうの、私は持ってないです」 「本当に？　……じゃあ今の、言葉どおりの意味で？」 願…

冴えない高校生で親友がいない私は、七夕祭りの際にクラスの人気者の「赤坂　澪」が孤独で居たいと言ったことに違和感を覚える。私は、祭りの行事であるランタンを彼女と飛ばすことになり、気…

これは創作です 2025年の鎌倉花火大会は 7月18日開催予定です

同じ女郎屋で暮らす『少女』に恋をしてしまった『桃花』──物語は少女が吉原を去った四年後から始まる。 生きる目的を失った桃花は、異国からきた通訳の男『藍』と出会い、次第に打ち解けて…

社会の底辺で日々を過ごす鳥居大和は、ソシャゲ『エヴォルシア』を唯一の心の支えとしていた。推しは、八咫純連（やた・すみれ）。低レアで人気がなく不遇だが、誰よりも前向きで努力を惜しま…

　バーカウンターに二人並んだ、大きいようで小さな背中。金色のカクテルに浮かんだ氷が、カラッ…と小さく音を立てた。 　都内某所にある大人びた小さな店「yellow iris」。…

シングルマザーの一美（ひとみ）は、母を亡くしたばかり。 短大生の娘と共に、母の遺品整理をする中、一枚の古い写真と、手紙を見つける。 炙り出される父の想い、母の想い 両親の知られ…

中学校の時に離ればなれになった星太と真夏。 ４年の月日が流れ、お互いに会いたいと願った、幼なじみ二人の不思議な不思議なお話。

七夕の日にしか会えない織姫と彦星のみんなが知っている物語。 けれど織姫には秘密があるようです……。

ひなまつり。3月3日。……あーしの誕生日。 ひなまつりが好きじゃないと溢すあーしに、親友はそう言ったんだ。 【作者コメント】 本編はコチラ！ 「サトルクエスチョン」htt…

七夕の日。彦星がともだちに手伝ってもらって、天の川の中州に建てた、こじゃれたログハウス。 朝早くから来ていた彦星は掃除と料理の準備に余念がない。こういうことが好きな男なのだ。 …

誰も知らない、ひなまつりの夜にだけ咲く――男女の物語。

銀色に輝く星降る七夕の夜に龍泉銀河と巳滝星夜は運命の再会を果たす…… そう､これは幼い日の記憶を辿るように2人の女性が自分の気持ちに気づき､愛を育んでいく物語

毎晩、彼女は星空の写真とともにLINEを送ってくる。「織姫と彦星みたいだね、私たち」そんな言葉に、切なさと愛おしさが溢れる。死が間近に迫る中で、彼女は死を「別れ」ではなく「また会…

ユヅルはいつも笑っている。でもそれは、ユヅルにとっての自己防衛だ。見向きもしない両親。離れていく兄。告白してくれた先輩。好きになってくれた人を傷つけて、ユヅルは罪悪感と傷付いた心…

北海道の春は短い。 演劇部員の大輝はこの春、高校3年生になった。高校生活最後に出演する公演で主役を任された大輝だったが、最後まで主人公の心情やストーリーに納得できぬまま、公演を終…

大学を卒業して美姫が就職したのは、希望していた職種ではない地味な地元企業。 それでも楽しく働いていた数年後、本社へ異動になる。 恋愛対象外の男性が多い中に1人だけ対象になる人が…

七夕。蒸し暑さと腐臭で不快指数が増す夏の日、僕はゾンビの彼女の想いを知る。 ※空色杯という企画に投稿した5000字のホラー恋愛短編です。当作品は、最終選考に残り、視聴者選考賞を…

基本的に女子二人の会話劇です。漫才のような…？ ルールとしては、 ・舞台はマックの店内 ・本文は二人の会話（ダイアログ）のみ。地の文はなし ・会話内容は、季節のイベントに関連する…